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土星の思い出 [イベント - アイテム]

オリジナル土星おもちゃ

 最近のニュースで、土星と衛星エンケラドスのことを話題にしていました。エンケラドスの探査で今後どんな発見があるのか、楽しみなところですけれど、私にとってはもう一つ、思い出すものがありました。

 数年前に自作した、土星のおもちゃです。
 ビー玉と廃材で作りました。台座の上のビー玉などは接着していないので、気分に合わせて色の違うビー玉と交換もできます。

土星おもちゃ・ビー玉取替えの例
土星おもちゃ・別角度から撮影

 お蔵入りしていたのは、気に入らないからではなくて、発表でどう活かすのかを決めていないからでした。

 でも、せっかくの機会ですから、土星の話題が古くならないうちに、公開だけしておこうと思い立ち、あわてて撮影しました。

 リンナミーシャやいもむしラゼンパのお話に、宇宙の星を関わらせる方法があるのか、まだ考え付いていませんけれど…でも『銀河鉄道の夜』のような素晴らしい作品だってあるんですから、私だって工夫できる、って思うことにします。

 それに、やっぱり、イラストにもうひと工夫したくなってきました。パネルや額におさめて絵を飾るほかにも、何らかの造形を組み立てて、イラストの展示や販売に結びつけてみたいと思えてきました。

 うん、そうだ。星ではなくてもいいから、何か面白い小物やおもちゃでも作ってみよう。
 遠くの星々と、そこからの小さなニュースのおかげで、また少し元気をもらえました。



今週のレジン作品 [イベント - アイテム]

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 2ヶ月後のコミティア出展に備えて、販売用の作品制作を進めています。
 と言っても、この一週間で作ったものは練習程度のできばえで、とても値段をつけられる状況ではないんですけれど…。

 例によって、最近のイラストをOHPフィルムに印刷して、レジンに封入して小物を作ってみました。
 今回は市販のシリコーン製の型と、プラスチック製のスプーンを使いました。スプーンは柄を切り取り、紐を通す穴を開けました。
 以前公開した練習作品よりはレジンの中に気泡が少ない、などというような、わずかばかりの上達はありました。


 作業中にスプーンがぐらつかないように粘着ラバーで固定する、というような工夫も、少しは取り入れました。

20140706_Progress_fix_20140705.JPG


20140706_Samples_head_20140705.JPG

 ごらんの写真のように、何だかぱっとしない絵柄で、数もたったの5個で終わらせたのは、充分な教訓を得たからです。

 失敗のひとつは、イラストを縮小しすぎたことでした。
 OHPフィルムにイラストをいくつか印刷したのですが、型やスプーンのサイズに合わせるために、1.8センチ四方ほどに収まるパーツになるようにしました。
 イラストで小さく写っていたキャラクターだけを取り出した絵はよかったのですが、イラスト全体を30%、25%などと縮小した絵は、印刷してみると、線も色もひどくぼやけてしまったのでした。

20140706_Samples_spoons2_20140705.JPG

 もうひとつ気付いた点は、スプーンについての問題でした。
 スプーンをアクセサリーらしい形に加工するので、作業が増えます。それなのに、出来あがりは安っぽいのでした。
 不要な部分を切って、穴を開けて紐をつける。ひとつにつき5分でも、1ダースつくると1時間余計にかかる。けれども、他の小物よりも高価という雰囲気は、とても現れているとは言えない…。

 そういうわけで、今週の反省会はここまでにしました。
 こんなにぱっとしない体験記を書いて、ひと休みしたら、作品制作、再開します。

 スプーンよりも加工が少なくてよい材料を探します。アクセサリー用のミール皿も、試して良いかもしれません。スプーンよりは高いけれども、かけた手間にふさわしいだけの、魅力的な品にできるなら、やってみましょう。
 それから、しばらくは小物サイズのイラスト制作です。印刷段階で縮小しすぎてはいけないから、ウェブでの公開用イラストを描く段階で、品物の寸法に合わせやすくする工夫を考えましょう。
 ブログに掲載する画像は、そもそも小さめにすることになっていますから、そんなに難しいことじゃないと思います。

ちょっとさえないけど、試作品です。 [イベント - アイテム]

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 先日完成したイラストを使って、CDケースに絵付けをしてみました。

 そのまま一枚の紙に印刷するのではなく、印刷用紙とOHPフィルムに分けて、重ねると本来のイラストになるようにしました。
 そうして印刷用紙をケース内のブックレット収納部に差し込んで、OHPフィルムをケースのふたに、レジンで接着しました。

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 作ってはみたのですが、さえない結果でした。もっと何とかがんばって、値段をつけて売ることができる品を作るつもりです。
 販売用としては、まだ成功とは言えませんけれど、こうして作ってゆくことで改善点に気づいてゆくものですから、まだ試行錯誤あるのみです。

 余談ですけれど、赤毛のシャウラと陽気なグラフィートーの絵は、パーツをひっくり返して遊べます。
 分けて印刷するなら、こういう遊び方を見据えてイラストを描いてみるのも、悪くないかもしれませんね。

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イベント会場の壁には [イベント - アイテム]

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 イベントに作品を展示してもらう時、会場によっては壁面パネルを借りることになる場合があります。

 デザイン・フェスタは東京ビッグサイトで開催されます。当日は広いホールの中に、作品展示用の壁面パネルを設置してもらうことで、壁掛け式の絵や作品を展示できます。

 このパネル、表面はきれいに紙がはってありますけれど、中はベニヤ板を材木でつないでいるものです。
 くり返し修理して使われているパネルなので、どこに継ぎ目があるのか、どこに梁が通されているのかは、外見ではわかりません。そのことを知ったので、私は出展に釘を使ったことはありません。



 壁に掲示するとき何を使っていいのか、というのは、会場ごとに事情が違います。下見をしたり、決まりを聞いておくことは、とても重要です。

 デザイン・フェスタのギャラリーが原宿にあります。ここの壁を作品展示に借りる場合、ネジは不可だそうです。釘の場合は、ギャラリーから補修用のパテを買って、抜き取った跡を修理する決まりだということです。

Maskingtape_20140313.JPG

 壁に貼るときのおすすめは、マスキングテープと粘着ラバーだそうです。
 マスキングテープは粘着力がひかえめで、壁にも作品にも、のり残りがほとんどありません。近ごろは色柄のおしゃれなマスキングテープもあって、展示の演出にも役立つようです。
 写真は私の作品を使った例ですが、ギャラリーでも実際に粘着ラバーでフォトフレームを壁に取り付けたり、マスキングテープで張り紙をしているのを見かけました。

Stickerrubber1_20130313.JPG

 粘着ラバーはホームセンター等で売っています。ブチルゴムという成分で、粘土や練り消しゴムのようにこねてくっつけます。
 重い物や壊れやすい物にはよくありませんが、軽いおもちゃ程度は壁につけられます。ポスターやカードも、もちろんOKです。

Stickerrubber2_20130313.JPG

 イベント会場で絵を展示する場合は、軽い素材を使うほうがいいかもしれません。
 私は5月の出展の準備に、コルクボードを額のかわりに使ったり、スチレンボードや厚紙を下地にして、絵をパネルにしたりしています。

Garden_fin_131204.JPG

 絵の表面には無色透明のアクリル板などをかぶせています。
 ガラスのかわりに、額縁にラミネートフィルムをはり付ける、クリアポケットなどに入れる、というような、軽量化の方法はあるはずです。
 確かにガラスと違って、合成樹脂の板は長期間たつと変色します。けれど、イベントの展示は一日から数日程度です。作品の準備や後片付け、行き帰りに運ぶ際の負担が重要です。
 作品の性格上の理由で金属やガラスを使う必要があるとすれば、壁にかけるよりも、台を用意するほうが無難かもしれません。



 とにかく、ベニヤ板の壁に釘を打って、ガラスや金属の額縁をつり下げることは、おすすめしません。
 展示する場に合わせて、作品の内容と同時に、道具や材料まで選ぶことも、デザインという作業のうちですよね。

 イベント会場の壁については、以前にも書いた記事があります。少し古い内容ですが、参考になる点はあるかと思います。
イベント会場の、壁の使いかた


イベントに行く日の暑さ対策 [イベント - アイテム]

 暑い日が続いて、少し頭がぼんやりしていました。
 暑さ対策の話です。暑くなる前に書けばよかったんですけど、これから夏も本番なんだし、書かないよりはいいと思いました。
 イベント見学などで長時間外出するときと、室内で作品づくりをしているとき、それぞれで、私が取っている暑さ対策をおはなしします。
 2回に分けます。今回は外出時の対策です。



 少し前の夏、イベントを見学するときに、チューブ入りの飲み物を凍らせておきました。
 当日の朝、冷凍庫から取り出して、タオルにくるんでから、ポリ袋に入れました。

 タオルは厚めの、しっかりした生地のものがいいようです。

 時々、タオルにくるんだまま、頭や首筋に当てていました。
 買い物をして荷物が増えたら、タオルからチューブを取り出して、とかして飲みました。
 チューブ飲料は2パック用意していました。タオルをほどかなかった方のチューブは、夕方になっても凍っていました。



 私自身の体験からの話ですけれど、着替えを持参するのは、役に立ちません。有名なイベント会場などは混雑しているので、着替えの場所は期待できません。
 外出の際に荷物を増やしすぎると不便になります。買い物をしたい外出先だってありますし、暑さだけではなく、災害時の対策用品の携行も呼びかけられています。凍らせたチューブ飲料も、ひとつでよかったかもしれません。
 あくまで、ひとつの参考だとお考えください。幼児などを連れてゆく場合は別の対策もあることでしょう。

 次回は室内での暑さ対策です。


--- --- 追記 2014年7月24日 --- ---

 この記事を書いたときには、コミケについては考えていませんでした。
 コミケは暑さ・寒さのピークの時期に、エアコンを使わない会場で開催しています。イベントとしては異質かもしれませんが、ここで述べた以上の対策が必要なのだと思います。

 どんな行き先についても言えることは、体調が悪くなったら無理をせずに退出する、あまり大切ではない行き先には、はじめから行かない、という判断も重要なはずです。

イベント会場の、壁の使い方 [イベント - アイテム]

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 去年の秋、デザイン・フェスタへの出展では、絵を展示するのに、両面テープで壁にはっていました。今回もそうしようと思います。


 釘や画びょうは使っていません。金づちや釘抜きを持っていくと重いし、釘などは、いつの間にか抜け落ちて無くしてしまう、と気になったからです。


 おととし頃の出展では、木ねじを使っていました。
 ドライバーなら、金づちよりも軽いし、ネジは釘よりも抜けにくいからでした。
 陳列棚や額などの重いものを壁に取り付けて展示するのなら、釘よりもネジのほうが安全でしょう。


 でも考えてみれば、ネジも良いことばかりではありません。
 ねじの頭を隠しておかないと、釘や画びょうよりも見た目が良くありません。
 それから、出展先によっては、ネジ留めができない場所もあります。

 デザイン・フェスタの場合、ビッグサイトでの出展は、壁パネルにネジ留めしてかまいません。
 けれど、原宿のデザイン・フェスタ・ギャラリーで展示スペースを借りる場合は、釘や画びょうを壁に刺すのはいいけれど、ネジを使うのは禁止なのだそうです。
 貸しギャラリーによって、それぞれ条件が違うようです。壁に釘打ちもネジ留めも一切お断りで、展示作品を自在かぎでつっているところもありました。

 ですから、ネジさえあればOK、というわけではないのでした。


 私の記憶では、たしか原宿のデザイン・フェスタ・ギャラリーには、和室の展示スペースもありましたっけ。
 はきものを脱いであがる部屋での展示ですから、釘や画びょうは抜け落ちると、特に心配ですね。
 もし、そういう展示をするときがあれば、私も用心するとしましょう。




イベント会場、大きい傘は不便です。 [イベント - アイテム]


 デザイン・フェスタ開催は18日・19日。東京は雨かもしれない、という予報です。
 けれども、大きい傘は、持っていかないほうがいいですよ。


 会場には傘立てなんかありませんし、とても混雑します。
 混雑の度合いも、年を追うごとに高まっているようです。
 会場内や行き帰りの途中、どこで混雑にまきこまれるか分かりません。
 大きい傘を持って歩けば、周りの人にも迷惑になることがあるし、どこかへ置き忘れても大変です。


 私は19日の出展ですけれど、ポンチョ型のレインコートを用意します。
 小さめのポリ袋も持っていきます。中にレインコートをたたんでしまっておけば、他の荷物をぬらしません。


 レインコートがないという人は、折り畳み傘でもいいかもしれません。
 時間の都合がつくなら、休憩所やレストランで雨のやみ間を見計らって、雨具を使わないように外を歩いてもいいでしょう。


 せっかくのイベントなのに、持ち物がかさばるせいで、見て回らないし、興味のある品物も買わない、というのでは残念ですよね。

 私の出展にたいした期待はしない、という人でも、どうかこんなことは、おぼえていてほしいと思いました。


イベント会場の、やさしいお役立ちグッズ [イベント - アイテム]

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so-netからの通知によると、4/20(土)夕方から夜にかけて、so-netブログが閲覧できない状態になっていたということです。現在は復旧しましたが、原因は不明とのことです。

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 はし箱を買いました。

 これで、外食のときでも、わりばし、もらわなくてすみます。

 これも広い意味で、きたるべきデザイン・フェスタへの準備のひとつです。


 イベント会場でも、いろんな屋台が来ているイベントだったら、そこで売っている料理を食べてみたくなります。

 お弁当を作っていくこともできますけれど、会場で売っている料理を味わうのは、イベントの雰囲気そのものを味わうことだと思います。


 ライブステージがあって、そのまわりに屋台があって、ホットドッグも焼きそばもあれば、冷えたビールも売っている。

 にぎやかで、いきいきしてて、おいしいものもある。いかにも、お祭りって感じです。

 デザイン・フェスタの、そんなところも好きです。
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