執筆中の一場面から

　予定通りに作品づくりの時間をとれない日ばかりで、うまくできるのか不安だけれど、漫画の執筆を進めています。
　コミティア当日に漫画の持ち込みをするのなら、この漫画だけではなく、せめてもう少しページ数の多い作品も一冊作りたいし…それに出張編集部の出展社についても調べておかないと。
　時間を無駄にできない。しなきゃならないことが山ほどあるのに、疲れて眠り込んでいる場合じゃない…



　予定より遅れている漫画執筆の話題ですけれど、今週書いたページは、ラリィ車掌と遍歴のカーロが登場している場面です。
　カーロをカメラの前で動かしてレンダリングする作業で、カーロの顔の形状に改善すべき点を見つけたので、形の編集を少しやりました。
　公開する段階の原稿執筆だけではないのが、現実の作品づくりの作業です。

　それでも、これもPDCAサイクルというものなんです。
　何か成し遂げたときは、改善が必要な何かを見つける時でもある。
　仕事は完全無欠じゃないのが当たり前で、完璧な仕事をしていないといって非難するのは、対立する相手への戦術でしかないのかもしれませんね。

　でも、前向きな気分になるときも無いわけでもありません。
　2016年に3Dデータを作成したラリィ車掌と、2010年頃かもっと前に作った遍歴のカーロとを同時にBlender上で動かしてみると、使いやすさの違いを実感します。
　いちいち言葉にするのも煩わしい、小さなことばかりの積み重ねかもしれないけれど、自分も経験を積んで改善を重ねているんだ、今までもがんばってきたんだという気がします。そう考えることにします。