失敗の日が、次のスタートの日

　起床就寝の時間がおかしくなることが続きました。
　晩の家事の途中で眠り込んだり、朝の起床が遅くなりすぎたり。

　まぐれで眠り込まずに、予定通りに済む日もありました。
　でも何日かに一度程度で、二日続いたことがありませんでした。

　けれど今月に入って、それが二日続きました。
　眠り込まず、朝寝坊もせず、久しぶりにまとまった時間を作品づくりに使うことができました。

　でも残念ながら遅すぎました。
　出展直前の二日程度で、売り物になる本を一冊仕上げることはできませんでした。

　12月3日のコミティアには行きませんでした。
　新作が無いのに行って、会場にただいるだけ、というのは今年何度もやったので、行くだけ無駄なことだろうと思いました。

　もともとコミティア出展のために空けていた日でしたが、家の中を掃除したりしていました。
　作品は間に合わなかったけれど、準備していた過程で改善すべき点をいくつか見つけたので、引継ぎのためにメモを書いたり、すぐできる件をほんのいくつか、パソコンを起動して対処しておきました。

　今日も時間通りにできるかなと思っていたのに、夕方に少し疲れて横になったら、いつの間にか四時間近く眠っていました。
　近頃たびたびやってきたように夜中に家事の残りを片付けて、疲れて眠くて、起床時刻の二時間ほど前に寝床の支度をして布団に入りました。

　もちろん面白くなんかない一日でした。
　それで疲れたんでしょうか。
　会場に行っていた方がまだましだったのか…

　でも、また頑張るしかないんです。
　起床就寝が狂うことへの対策も、ようやく少しずつ成果が表れてきたんです。そうだと思っています。
　ちゃんと何もかも片付けて、起床就寝の予定を守って、そのうえで作品づくりの時間を確保できるはずです。
　これから、そういう風に予定通りの日を続けて行けるはずなんです。

　うまくいかなかったけれど、会場に行くつもりで、新作を持参するつもりで努力していたから、あと一歩のところまで進むことができたんです。

　作品を持ち込む先を選んだり、発表の場を選んだり、これからやっていけます。

　来年5月開催予定のデザインフェスタ出展に申し込んでいましたが、抽選で落ちました。

　でも、作品を作ることは努力を続けます。