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進むのをやめたら絶対にたどり着けなくなる。

 作品を作る時間を確保するのが、まだやっぱりうまくいかない。

 晩の家事の途中で眠り込まないように気を付けているんだけれど、たびたび失敗する。

 布団で眠らないと疲れが取れないから、朝も頭が重い。
 特に今のような冬場に、寝具も暖房も無い場所で数時間眠るのは冗談にならない。
 朝の、気分がさえていて自由に使える時間が、つぶれて消えていく。


 今までにないような、不安の強い時期なのかもしれない。と、思う時がある。
 外ではパンデミックもある。戦争も現実にある。
 家では親の介護、しなければならないことは以前より増えている。
 煩わしい用事も増えていく。安全対策か何か知らないけれど、どこもかしこも面倒なことを言ってくる。
 もしかしてAIが漫画やイラストを描くのが当たり前の時代が来て、どんなにCGソフトでデータ作成しても相手にされなくなるのだろうか。


 ばかげている時代だと、思う時がある。
 AIが美術作品や音楽を作ってどうするんだ。
 陸上選手を自動車が追い抜いて、誰が科学技術バンザイと絶賛するのか。
 人間のために働くAIなら、さっさと陸上競技場を出てバスや電車を走らせて乗客を運べ。
 深夜の高速道路で、荷物を満載したトラックをAIが動かせ。
 山奥の通信設備の点検をAIがやって、通信障害の対策を人間へ提案しろ。
 廃炉作業用の機械をAIが設計して操作しろ。
 それができないからトレーニング場にまだいるんですっていうのか。
 文明の産物なら、人間が健康で文化的な生活を送るために使われるべきだ。
 そういうものを人から奪って、逆に精神面で苦痛になる、体力面で過酷な仕事から残してどうするんだ。
 人間に対しては、自由になりたければ労働しろというのがAIの目的なのか。
 そんな代物を持ち出されて、人間がクリエイティブなことをやるなんて時代遅れだよ、などと言われても腹が立つ。


 …でも言いたいことがあっても、相手にされたければもっと偉くなれってところだろう。
 今のままではAIから反論されて暇な人間から何倍も皮肉を返されて終わるだけだ。
 評価と報酬を受け取れる立場を目指して、作品を作っていかないと。
 そのために時間を確保する段階から努力しなければならないのが、今の自分の状況だけれど。


 コミティア当日目指してやることは、抽選を通っても落とされても変わらない。
 席を借りて頒布することはできなくても、一般参加として会場に行って出張編集部に作品を持ち込むことはできる。
 コミティア参加申し込みの結果通知がどんなものだとしても、早く作品づくりを始めようというのは変わらない。

 たどり着けるのかどうかわからないけれど、進むのをやめたら絶対にたどり着けなくなる。
 対処法を探しながら、進む努力をやめないことしかない。



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