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ネームのデジタル化 [メイキング - ワークスタイル]

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 去る5月4日にコミティアに持参した漫画『空飛ぶ舟の風変わりな送迎記録』では制作過程の改善についてもいくつか試していたことがありました。

 ネームとかラフ等と呼ばれる、原稿執筆を始める前にコマやセリフの内容を控えておくメモを、紙に書くのではなくパソコン上で作成してみました。CGソフトで仕上げる以上、画像作成の準備は必ずパソコン上で行うことになるんですが、これまで紙のメモだった工程のいくつかを省いてみたのでした。

 良いことだったと手放しで言えるのかどうかは分かりません。それ以前の期間に少なからず時間を無駄にしていたせいで、執筆はコミティア当日に辛うじて間に合ったという程度でしたから、まあ、私のレベルが低すぎて分かりません、ということです。

 デジタル化すれば紙を使わなくて済む、と言えるかもしれませんが、私のように日頃手帳でスケジュール管理をする者にとっては、どちらが良いとも言い切れない気がします。デジタル化と言っても、ただ画面をにらんで考えを巡らせるような間でも電力を消費している、ということなんですから、それほどいい気分でもありませんでした。

 パソコンで作成してから印刷しても良かったのかもしれません。8月のイベント出展に臨んでの作品制作では、また何か改善点を見つけてみます。


*** *** ***

 5月14日にデザインフェスタvol.43に参加した際の出展者レポートを書きました。デザインフェスタオフィスのサイトに掲載してもらえたので、以下にリンクを置きます。

デザインフェスタvol.43出展者レポート

 私の文章を読んでくださいと言うのではなく、大勢の方が出展の体験レポートを公開されていますから、イベントへのサークル参加をお考えの方が読まれると、大いに参考になるお話が見つかることと思います。



剣、無知、貧困。 [メイキング - ワークスタイル]

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 蝶の司キャプテン・キュンメルは、剣を持っています。自らの意思を持ち、不思議な力を発揮する剣です。

 昨年、漫画を執筆していて工夫したことのひとつが、この剣の位置づけでした。

 作品の中では、剣は誰かに直接切りつけてはいません。敵の隠れ場所をあばいたり、障害物が埋め尽くす地面を切り開いたりしています。

 武器にしては回りくどいようですが、物事を本当に解決するって、こんなものではないでしょうか。



 イベントやウェブ上での作品公開を始める前の話ですが、キャプテン・キュンメルを考案したばかりの頃には、私もまだ古い発想を抱えていました。

 剣や銃を持つヒーローが悪人を叩きのめすシナリオを、作れるようにしておくつもりだったんです。

 けれども、何度か検討作業を重ねるうちに、そんなシナリオを作るのは損だと、分かってきました。

 来る日も来る日も新しい敵や、悪事の手口を考える、不愉快な検討作業になるんです。

 敵を探して戦うのが楽しいとは、私は思いません。自分の価値観や性格をPRするという目的から外れてしまいます。



 悪の化身の何者かがいて、困難の原因は敵の妨害工作、という発想も幼稚です。

 作品を作っていて予定が狂ってしまう時だって、現実に私の周りに何者かが現われて妨害してくるわけではありません。

 自分が知らないことにチャレンジして、予想以上に時間が足りなくなる。
 自分が知っていることだけで固めるために、ハードルを低くしすぎて、完成させても物足りない作品に終わる。

 そんなものです。誰かに八つ当たりしたいのならともかく、実際の障害は、物言う人ではないのです。

 鉄砲やナイフを振りかざすことにこだわれば、困難に本当に立ち向かうすべを見失ってしまいます。

 剣や銃をもって、争いに真の解決をもたらすことはできません。『レ・ミゼラブル』に関してユゴーが記していた事でもありますが、争いをもたらすのは無知と貧困です。暴力に目がくらんで理性的な行動を取らなくなる人や、貧しいために横暴な権力者や犯罪者に逆らえなくなる人が増えてゆくことを、地道に防がなければならないんです。

 権力者の思惑が割り込むことの無い教育があること、市民の言論や生活面の不自由が無いこと、貧しい人や少数派の人を寛容に受け入れること、それが私たち、税金を納めている庶民にとって必要なことです。それを後回しにして軍隊とか国防とかに力を注ぐのは、外科手術の設備を整えながら、うがいや手洗いをしていないようなものです。健康的ではありません。

 周囲を挑発するような行為を控えること、誤解を招く言動をしないことが優先です。銃やミサイルの調達などではありません。

 緊急事態が起きた時に、国家権力がどれだけ強い権限を握るかではなく、どんな事態になろうとも、私たち一般市民が生活や収入、財産を取り上げられることが無いか、自由な言論が守られるかが重要です。

 自由が保障されるということを、無責任で身勝手な行為が許されることだと勘違いするのが無知です。
 市民が生活に困って、暴君や犯罪者の奴隷か兵隊にならざるを得なくなることが貧困です。
 しっかりした教育や労働環境こそが、暴力が無いと生き抜けない状況を生み出さないための対策なんです。

 剣を振りかざして脅しても、誰かに罪を背負わせて切り殺しても、真の解決にはたどり着けないのです。

 せっかく、剣を小道具の一つとして作品上に配置しても、作品の核心に迫れないチープな代物で終わらせては、もったいないじゃありませんか。

 ですから、剣は今度登場する時にも、何かひと工夫した出番にするつもりです。



作者がわりにこき使われる、あるアゲハの苦労話 [メイキング - ワークスタイル]

Moonbeam Swallowtail

 蝶の司キャプテン・キュンメルと言葉を交わす仲間の蝶たち。黒いアゲハチョウのムーンビームもそのひとりなんですが、あいにく私が作品本編を効率よく作れていないせいで、プロフィール画像や名刺のイラストばかりで使っています。
 今回もストーリーではなく、そういう場面で自作キャラクターを使ってばかりの話です。


・-Korge-・の署名ロゴ

 署名用のロゴを用意しました。プロフィール画像と同じ素材をGIMPで加工したものです。
 数年前に作ってあったのですが、なぜかパソコン本体に記録していなかったので、以前のバックアップディスクから作業フォルダーに写して、いつでも使えるようにしました。
 ブログのイラストのような小さな画像に添えるためには、もう少し加工する方がいいのかもしれないけれど、なるべく早く使い方を決めるつもりです。

 ロゴを作ること自体は、もちろん、技術的には難しいわけではなかったんですけれど…イベント直前に焦っていたせいで、頒布品などにロゴを添えることを忘れていたり、何かを間違えたせいでロゴをパソコン本体のメモリーから削除してしまったり、そんな失敗から、今まで使わずにいました。

 私のような売れない作り手が、ベテラン作家のようなマネをするような気がして、なんとなく使うのをためらっていたのかもしれません。

 でも、ベテラン気取り、という意味ではなくて、自分が作ったという責任を持つためにも、署名を使うことにしようと思いました。5月のイベント出展までには、販売用の作品にロゴをつける準備をしておこうと思います。



コミティア111終わり。あらためて、制作開始! [メイキング - ワークスタイル]

コミティア111_2015年2月1日

 またブログとPixiv、同じ内容の投稿で失礼させていただきます。早く片付けたいので…。

 2月1日のコミティア出展、無事に終わりました。作品に興味を持ってくださった皆さん、ありがとうございます。これからももっと技術を磨いて、魅力ある作品を作れるようになりたいと思っています。

 コミティアが過ぎて一休み、ではありません。5月のデザイン・フェスタのために、新しい作品づくりを始めます。これからの3ヶ月、無駄にしてたまるか! ってことです。

 去年は慣れない問題を何かと片付けて、それで秋・冬には、もうくたびれていたのかも知れません。そんなの、繰り返したくないから、すぐにでも計画を立てて、作品の準備にとりかかります。



コミティア111のためのフライヤー


 今回、掲載した2枚は、2月1日のコミティア当日の私のスペースの写真と、そこで配布したフライヤーです。
 フライヤーは、昨年11月のコミティアで使ったイラストを中央に据えて、背景に過去の作品をたくさん置いてみました。

 昔の絵を配置しながら、懐かしい気分がしました。感傷的になったというのではなくて、たくさん苦労したことがあったな…って思い出していたんです。
 制作手順のルールを、十分決めていなかった頃のイラストが混じっています。たいした仕上がりじゃないけれど、そんな絵を一枚描くために大混乱した頃があったんです。
 リンナミーシャたち、主役の3Dデータに大がかりな改善が必要な時がありました。ブログをほったらかしにして、新作イラストを描くことも無く、作業時間をBlenderのデータ編集だけに費やした時期でした。人に見せる絵を仕上げたければ、未完成のデータをやりくりして取り繕っていたという時期だったんですが、2011年、震災のチャリティー絵はがき制作への参加が、まさにそんな時でした。その頃の画像データも、一部ここに載っています。
 うまくいかないことばかり、って気がしてくるけれど、今までもできる限りのことを精一杯やってきたんだ、少しずつだけれど、技量を向上させて、手札を増やしてきたんだ。と、思うことにしました。

 あいかわらずの言い方ですけれど、作品づくり、あらためて励んで行きます。推敲の足りない文章かも知れませんが、無駄な時間を使わない決心なのだと、受け取っていただければ幸いです。



めざすゴールがあるから [メイキング - ワークスタイル]

Cooking Graffito

 2月1日開催のコミティアまで、あと一週間ほど。かわりばえのしない言い方ですが、出展準備を進めています。

 今回、掲載したイラストは、ステッカーに使うための図案です。
 ステッカーとポストカードは用意します。
 レジン作品は間に合わないと思います。今描いているイラストの試験印刷をして、紙に出した時の色や線の具合を見なければならないので、多分またいくつか描き直しに戻るはずです。ましなイラストを仕上げるために、頒布品の段階では作りやすい品物にしておきます。

a Lounge

 もっといろいろ作りたかったなあ…って、出展直前なのに、もう後悔が始まっています。
 もっと展示に工夫をしたかった。ちゃんとした物語をもっと作って発表したい。
 一週間先には間に合わない話だけど、今後の目標ってことです。

 いつもちっぽけなイラストばかり描いているような気分がしてきますけれど、こうして制作を積み重ねて、経験になるんだと思っています。
 BlenderやGIMPの使い方も、少しずつ効率化を進めています。少し前まではフリーズさせないように用心する有様でしたけれど、今はそんな頃よりは、ましになっています。
 作品づくりの時間を工面するための工夫も増やしています。実生活の中での時間節約のような話だから、こんな場で細かく説明することではありません。でも今思えば、デザイン・フェスタに申し込むようになる前は、ブログを開設する前は、作品を作りたいと思っていながら、関係のない雑用や暇つぶしで、貴重な自由時間を浪費していたんだな…。
 今は楽ではないけれど、作品も完璧には程遠いけれど、めざすゴールがあるから進めるんだと思っています。

 とにかく、作品制作、できるだけがんばりましょう。こんなつまんない文章を書いているけれど、本当に地道な努力をしているんだと認められるように、作品のレベルを上げていくつもりです。



舞台装置、準備中です。 [メイキング - ワークスタイル]

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 2月のコミティアへの準備をしています。

 本に描くイラストのために、背景の3Dデータを用意しました。
 背景の家屋は数年前に作成して、これまでに何度も、作品上で使ってきたものです。

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 でも、実は使い方を間違えていました。テンプレートであって、そのまま画面に置くものではないんです。
 実体のある模型よりも、はるかに複製・加工が容易なのに、それを忘れて、画面をマンネリ化させるところでした。
 焦ったり、体調を悪くしたりして、つまらない見落としを続けていたものです。



 風邪が治ったばかりだからか、まだ疲れやすいので、貴重な作業時間の中でも、休憩を多めにとっています。
 だから、進み具合もずいぶんと遅くなっています。…けれども、全く進めていないより、ましだと思うことにしています。
 何とか今度こそ、値段をつけて販売できるような同人誌を作りたいから、少しずつ準備をしています。



さえない気分をこらえて [メイキング - ワークスタイル]

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 11月8日の開催日も迫って、デザイン・フェスタ出展の準備中です。
 前回の出展とそれほど変わらないような、イラストの展示にします。
 レジン小物を作りましたが、販売はしないことにしようと思います。値段をつけたり人へゆずったりする出来栄えではないので、展示だけにしておくつもりです。
 これまでのイラストで比較的好評なものを、ポストカードにして少しだけ持参して、販売できるようにしておきます。



 レジンでの制作を始めてから日が浅いこともありますが、それ以前に悩んだのが、こんな絵、わざわざ樹脂や装飾パーツを使うものなのか、こんな絵、わざわざ工芸品みたいなものに仕立てて、どうするんだ…ということでした。
 近頃、同じような絵ばかり描いているような気がしてきます。
 苦労して仕上げたはずなのに、自分でながめていて、工夫が活きている気がしません。
 ゼフィーベという舞台や、リンナミーシャ達を考え出すまでも、たいへんな苦労をしていたはずなのに、活かしきれないまま、使いつぶしてしまいそうで不安です。



 これまでの作品制作に、どんな欠点があったのか、どうすれば作品の質や量を増してゆけるのか。対策を考えながら、出展準備をしています。



 11月8日のデザイン・フェスタも、もちろん、23日のコミティアも、キャンセルなんかしないで、出展します。
 以前にも展示した絵ばかり並べる、リピーターから相手にされないような、つまらない展示かもしれません。
 でも、ここで逃げたら、あまりにも不真面目です。さえない気分をこらえて、この先の対策を考えます。
 24日から、もっと新鮮な作品アイデアを出せるように、道を探しています。



馬車と基礎研究と、つまらない失敗の9月 [メイキング - ワークスタイル]

 イラストのために、3Dデータの馬車を作成しました。Pixivへ今回、投稿に使いました。

カボチャの馬車

 単なる舞台装置作り、これまで何度も繰り返してきた、取るに足らない作業です。
 それなのに、手間取ってしまいました。この9月は、イラストをほとんど描かず、リンナミーシャ達の物語を全く進めないまま、終わってしまいました。
 …いや、がんばらなきゃ。自分に言い聞かせています。



 レジンで小物を作る練習をしていました。値段をつけられる作品にしていけると思います。
 GIMPでの作業の仕方を見直していました。コミティアへの申し込みで必要な、白黒のイラストを仕上げる方法を改善しました。
 ここ最近、レタッチを効率化しようとするあまり、仕上げ方がマンネリ化していたので、GIMP上の各ツールを改めて試していました。
 Blenderのバージョンアップをしました。最近、3Dプリンターの知名度が上がってきたせいか、Blenderの新しい解説書の中にも、3Dプリンター用のデータ作成を詳しく解説する本が現われました。『ゼフィーベの空に風翔けて』に活かせることなのか、研究しています。
 デザイン・フェスタのブース設計もしなければいけません。どんな展示をするかをはっきり決めて、必要な備品レンタルの申し込みをしなければいけません。



 手を抜いてはいけないことばかりですけれど、9月は、つい混乱してしまったようでした。



 レジン小物以外に、手作りの小物などを作れないか、試作を重ねていました。
 Blenderで設計図を作ることはできても、材料を切り取ったり接着したりといったことで手間取って、きれいな試作品が、なかなかできませんでした。
 ここで気づいたんです。3Dプリンターのことを調べるのも並行していたのに、なぜこの2件を結びつけなかったんだ。考えもせずに、どうして旧式な手作業をしていたんだ。
 …数日かけた試作品作りが無駄だったのは、ショックでした。

 カボチャの馬車のアイデアが浮かんだので、必要な3DデータをBlenderで作成していました。
 手早く済ませようと思って、行き当たりばったりで馬車の形を作ろうとしてしまいました。
 出来上がったのは、でたらめな、不細工な馬車でした。

 絵が下手な人によく見られる失敗でした。
 犬の絵だけど犬らしくない、自動車の絵だけど、どこか変。こういうのは、うろ覚えの題材をまともに調べもせず描いたときに起こることです。予習しないで本番に入れば、落第点なのは当たり前なんです。

 本当は資料を調べて、デザインを検討するメモを書いてから、パソコンを起動しなければならないんです。
 これまで何度も経験してきたことなのに、大切な下準備を省いてしまったんです。
 不細工な馬車作りで時間を浪費した後で、資料調べ・検討メモへ戻ってやり直したのでした。



 細かい失敗を重ねてしまいました。その結果が、こんなにつまらない9月でした。
 10月は、こんなことをしてはいられません。がんばって、展示・販売できる作品をたくさん作らないと。もちろん、必要な調べ物や手続きなどもこなしながら。


レジン練習の近況 [メイキング - ワークスタイル]

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 レジンの小物作りの練習を進めています。先月、少し思い立つところがあって部屋の整理をして、作品制作に使う道具の置き場所を改善したりしました。レジン液や紫外線照射器も取り出しやすくしたので、片付けものの合間をぬう感じでレジン細工の時間を工面しています。

 練習作品から、比較的ましな仕上がりのものを選んで撮影したものです。
 よく見ると仕上げの粗さが分かるので、販売はしないのですが、イベント出展の折には展示しようかと思っています。


 Pixivにも、この写真を大きいサイズの画像で投稿しておきました。
 最近の練習作品

 材料には、先月作ったステッカーの売れ残りを使っています。光沢ありのフォト用紙ですが、レジン液が多少しみこむようです。
 印刷用紙の種類によっては、インクがにじんでしまったりすることも考えられます。
 もしもこの方法を試そうとされる場合は、本番の前に試し印刷で、レジン液との相性を確かめるほうがいいでしょう。

 デザイン・フェスタもコミティアも、出展料金を値上げしました。これまで以上に、無駄を省かなければいけません。がんばって、何とか売れるような品物をそろえたいと思っています。


コミティア直前、気を抜かずに準備中です。 [メイキング - ワークスタイル]

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 8月31日のコミティア109出展まで一週間足らず。作品準備、進行中です。
 前回の投稿でお見せしたのと同じ方法で、別のタイプの卓上フレームにイラストを収めてみました。
 前回の卓上フレームよりも使いやすいことに気付きました。残りのイラストには、このフレームを使おうと思います。

 レジンの小物は、今回も販売しないことにしました。
 その代わりに、レジン小物用に準備していたイラストはステッカーにして販売しようと思います。まあ、レジン小物よりも安くできますけれど…。



 こうして色々な準備をしていると、練習時間の積み重ねがどれほど大切なのか、わかってきます。

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 BlenderやGIMPは何年も使ってきました。
 この作業ならGIMPで30分かければできる、予定メモをながめれば見当がつきます。
 Blenderで舞台上に、空飛ぶリンナミーシャといもむしラゼンパを配置して、それぞれどんなポーズをとるか決めた、思ったよりも早くできたから、ほかにも動物でも登場させよう。そんなふうに進められます。


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 対して、レジンは使い方を知ってから一年足らず。
 この絵はアクセサリーのサイズに縮小するとどう見えるのか、どんな装飾パーツが似合うのか、見当をつけられなくて、結果、ちぐはぐでセンスの悪い小物になってしまいます。

 冒頭でもお見せしたとおり、材料選びでも手間取っています。
 それに、加工法の選び方、制作にかかる時間の見積もり。
 まだ、色んなことを覚えないと、満足できる作品にはならないようです。
 絵の描き方を上達させることも大事だけれど、偏りの無い時間配分を心がけたいと思います。



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 リンナミーシャは空飛ぶ少女。
 ある時少女は、不思議な国へと迷い込む。
 羽の無い、空を飛ばない人々の国。
 ゼフィーベというその国の空を翔ける、少女の物語がはじまる。
 リンナミーシャの故郷を探す、少しだけ長い月日の物語。

 でも、作者の私がしっかりしないと、リンナミーシャの故郷探しも進みませんね。



 コミティア出展への準備をしながら、いろんなことに気づきました。
 8月31日のその日にも、会場で何か学ぶことがあるはずです。

 8月31日のコミティア109出展まで一週間足らず。
 そこまで何とかがんばったら、9月1日からも、またがんばってゆくつもりです。


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