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本編未収録の木登り

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 11月に開催される予定のデザインフェスタvol.50の、出展者紹介に掲載されるために制作している画像です。

 リンナミーシャが羽で飛んでいて、ミルコーロが木登りをしている絵。
 8月制作の漫画『空中樹礁旋転録』の、二人が探検する場面ですが、今思い返すと、木登りの場面くらい描いてもよかったな…と思ったので、そんな絵にしてみました。

 たった4枚の画像を準備するだけなのに、見落としや判断ミスを重ねてしまって、ずいぶん時間を無駄にしています。
 創作活動には関係のないことで手間取り、当日ブースに持参する作品本編の計画を立てたり、しなきゃならないことは沢山あります。
 気を抜くと一兎をも得ずのような、どれも進まない始末になってしまう。怠け者だと笑いものにされる、か。
 何とかがんばらないと。
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『空中樹礁旋転録』まで-8月の作品制作の区切り

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『空中樹礁旋転録』(Pixiv)

 『空中樹礁旋転録』は印刷にして全12ページ、去る8月25日のコミティアで頒布した作品です。
 バラの花がキーアイテムとして登場します。
 何年か前にBlender上で作成した花です。他の花の多くとは違って、同じ形の花びらが規則的に広がる咲き方ではないので、手作業で形を整えて、苦労して作成したものでした。
 その苦労を覚えているから、何とか漫画本編での出番を増やさないと割に合わないと思って、今回のシナリオを考えました。

 8月は漫画を3作書いたとは言っても、どれもページ数は少ないものでした。
 量を抑えて、開催日直前の徹夜で当日は疲れて眠い、などということを予防する意味はありました。
 けれども、今はとにかく練習あるのみ! と考えると、確かに練習不足ではよくありません。

 自分の得意分野とは無関係の事柄に、用心して集中しなければならない局面なんて、いつでも起こるものです。
 それでも、作品のボリュームを減らして、自分のハードルを下げていれば、笑いものにされる。それが現実でしょう。
 コミティアの出張マンガ編集部に持ち込んでも、全8ページ程度では見てもらうことも出来ないのかもしれません。

 誰も来ないブースで居眠りしても、誰も知ったことじゃない、かな。
 いつの日か、大勢のお客さんから相手にされる質と量の作品を、仕上げるための鍛錬こそ不可欠なのかもしれません。
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小さな一幕『舵とりは灯を落として』

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 先月25日に開催された、コミティア129で頒布した作品『舵とりは灯を落として』についてです。

『舵とりは灯を落として』(Pixiv)

 苗売り娘ノルン・シュマートンや、陽気なグラフィートーが登場する、ささやかな漫画です。
 この二人のように、活かせていないキャラクターがいるというのは、考え出してデザインした苦労を自ら無駄にすることなので、何とか出番を設けたくて、今回の作品を書きました。
 双胴式運搬艇も、少し前にBlenderで作成したけれども、日程のためにシナリオ案を不採用にして、出番が無くなっていた乗り物です。

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 草花や山林、それに農業や食料というテーマで作品を作る時、農産物を作る・育てる立場の人間が登場できるようにしておきたいから、ノルンというキャラクターを考え出しました。
 自然環境や食べ物の話題は、いつも何かしらニュースになっています。
 普遍性の強い分野だと思うので、とり上げる時に読者に良い印象を与える人物を作っておきたいと思って、デザインしたものでした。

 それでも活かしきれていないというのは、私が農林業の資料をまだ充分に読み込んでいないからです。
 何とか、もっと植物や農業の題材を、うまく作品に使いたいので、今度もう少しがんばって、またノルンが登場するシナリオを作ろうと思います。
 今から作る作品では春・夏向きの内容では浮いてしまうから、どんな内容にしようか悩むところですけれど…がんばってみます。

 8月に頒布した同人誌は、あと一誌残っています。
 その一誌『空中樹礁旋転録』を次回の投稿で公開する予定です。
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