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苗売りノルンと ちいさなレルシーナ

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 苗売り娘ノルン・シュマートン(Norn Schmaton, the little local nurserysmith)と、
 イースターエッグのレルシーナ(Relseena Easter Egg)。2017年に考案・公表したキャラクターふたりです。

 小さな点ですが、Blender上のこの二人のデータに改善を施しました。

 ノルンの帽子には白無地の帯状の部分がありました。
 スカートや肩掛けの帯状部分にはカタバミの文様を入れているので、それに合わせて帽子にもカタバミ模様を入れました。
 なぜ今まで帽子だけ無地だったのかというと、実は公表当時、模様を入れるのを忘れていただけなんです…。

 キャラクターの関節の仕組みも少しずつ違いがあります。
 衣装の形によって、自然に見えるようにどこをどう補うのか変わるからです。
 ノルンも出番を作って、もっと作品上で使わないと、私がノウハウを忘れてしまう。がんばってアイデアを出さなくては。

 レルシーナは、タマゴにお塩の卓上瓶を添えた格好の女の子。
 以前は、パセリもあるといいかな…と思って、手をイタリアンパセリの形にしていました。
 けれども、その後何度か作品に出番を設けてみたところ、手は別の形がいいだろうと気づきました。
 木の葉や花びらの3DCGは、意外とカメラ写りが難しいものです。
 アングルや位置関係に気をつけないと、単なる線に見えてしまって、何なのか分からなくなります。
 それで、どんな角度から見ても立体的に見える形にしました。
 たぶんレルシーナは手袋のようなものをはめていて、場面に応じて使い分けているんです。…ということにしましょう。

 レルシーナの帽子にも文様を入れようかとも思いましたが、こちらは無地にしておきました。
 模様を入れる代わりに、こっちにイタリアンパセリ型の飾りを着けてみました。

 完璧な作業ではありませんけれど、衣装や小道具に時間を使いすぎてシナリオ作りがおろそかになっては、作り手失格ですから。
 二人の身なりに関しては、ここまでにしておきます。


 風邪をひいたようです。月曜日が暖かかったから油断して、火曜日もコートを着ないで過ごしたのが、まずかったのかもしれません。
 貴重な自由時間を作品づくりに使わず、眠りこんで無駄にする日が続きました。
 起きていても、イベントのために送付する画像などは構図のアイデアが浮かばなくて、3Dデータの手入れのように、慣れていて後からやり直しのきく件ばかりしていました。
 つい昨日もそうでした。ほんの少しだけBlender上の作業をしただけで、気力がわかなくなって、その日の時間枠を単なる仮眠でつぶしました。

 夢を見ました。部屋の窓から外を見ると、街並の空に数えきれないほどの蝶が飛んでいるのでした。
 まだ蝶が姿を見せる季節ではないのに、なぜか夢の中でそんな景色を眺めていました。

 いもむしラゼンパの仲間たちが、もっとがんばれ、とでも私に言おうとしたのでしょうか。

 まだ風邪は全快ではないけれど、少しがんばることにします。

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