幸運のブタさん蹄鉄特急
少し前に公開した、オリジナルの豚キャラクターです。
以前公開した時は未完成でしたが、3Dデータとしては完成させました。
車両に乗った姿だけではなく、降りた姿も再現できるようにしました。
けれど、キャラクターとしては、まだ未完成です。
名前や話し方、作品の舞台でどんなことをするのか、まだ決めていません。
車両の外見にも、まだ改善したい箇所があります。それに、キャラクター本人には、もう少し強い印象をつける何かを付け加えたいと思っています。
以前にも説明しましたが、幸運や富は瞬く間に走り去るもの…ということを表したくて考え出したキャラクターです。
だから、幸運や富のシンボルとされる豚が、速く走る乗り物を操っているんです。
車両前方部分は、やはり幸運のお守りと言われる、馬の蹄鉄です。これを付けたおかげで、昔の新幹線のような乗り物になりました。
自転車操業という言葉があるから、豚が自転車に乗っていてもよかったのかな…と思いましたが、今からそこまで作り直しに戻るのは、やめましょう。
それに、気を抜かずにこいでいないと転げ落ちるのは、現実の私たち誰もの人生です。
走り去って捕まえることができないのは、安全快適な高速鉄道の姿、でもいいでしょう。
だから、蹄鉄特急に乗ったブタさん、という路線は変えないことにして、あと少し、外見の仕上げと、名前などのソフト面の設定を進めます。
少しは作業のペースを上げなければいけません。
先日、2月17日のコミティアに持参した新作は、ただ期日に間に合わせただけでした。
ずっと昔から考えていた要素ばかりを継ぎ合せたシナリオでした。
技術面の改善は大小いくつもありましたが、あれを仕上げた後に、描きたいものに一歩近づいたという気分には、なれませんでした。
シナリオを作る面で、表現したいことが何なのかを推敲する面で、もっと深く検討できなければ。
そう考えるから、それ以前の基礎の段階を、手早く片付けなければなりません。
Blenderでの小道具の作成とか、キャラクターの顔や手足の動きの改善、などというところは、さっさと片付けなければ。
だから、紙や鉛筆で考え事を書きながら、パソコンでCGデータの調整を重ねるという、忙しいだけでつまらない作業が、しばらく続きます。
ここを早く済ませて、公開する作品の段階に、早く進みたいと思います。