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蝶の司 キャプテン・キュンメルと いもむしラゼンパ

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 人間のレギュラーがあと二人。最低でもあと2枚、出展当日までに仕上げます。
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遍歴のカーロ

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 遍歴の科学者エルンスト・カーロ(Ernst Caro, an initiate scientist travelling around)
 つまり、修行の旅をする見習い科学者。苗字で、カーロと呼ばれることが多い。

 見習いなので、科学の研究という面には強くこだわらず、仕事の依頼を受けている。
 医療専門ではなく、楽器の手入れのような人命にかかわらない仕事の方が好き。

 遍歴というのは、カーロの故郷の学園の、卒業年次選択課程のひとつ。
 遍歴課程を選ぶ学生は少なく、多くの学生は学園キャンパスにとどまって論文を書いたり、インターンとして決まった職場に勤める課程を選ぶ。
 遍歴期間を終えたら学園に戻って、最終試験を受けることになっている。受かったら晴れて卒業で、博士課程に進学するか、研究機関に就職するか、といった進路を選べる。
 ―つまり、カーロは今、最終学年です。2018年の漫画『届かない第2楽章』で、カーロが学校に通っていた頃の場面が出てきますが、あれは数ヶ月ほど前の出来事です。
 画面にいろんな道具が写っていますが、遍歴は必要最低限の持ち物だけで旅をすることになっているので、大半は仕事の場で借りたものです。

 設定は色々考えていますが、ただ列挙しても退屈です。
 それでも記事らしく体裁はとったつもりです。
 評価されるほどの作品ではなく、仕事を請け負う意欲はあるんだと主張する程度の役にしかたたない絵ですが、それでも、出展までにもう何枚か描くことにします。作品づくり頑張ります。




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クイック・クラブの水辺

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 クイック・クラブ(Quick crab)
 太古より生息している生き物と言われるが、目撃例が少なく、その生態は謎に包まれている。
 その存在を知る者も少なく、専門家の間でも、「クイック・クラブ」と聞いたら「手早く作れるカニ料理」だと思い込む者さえいるという。



 イベントやネットで作品公開を始める前、Blenderで作成した架空の動物です。
 当時の私のBlenderの技量では、作成したもののほとんどは、とても公表に耐える出来ばえではなかったのですが、見た目も、構造の合理性もそこそこ良いかな…というのが、このクイック・クラブでした。

 水の質感を表現するデータも、当時から作り始めたものですが、こっちはいまだに、まだまだです。
 満足のゆくカメラ写りにならないんだけれど、設定する項目が多いものだから、いったいどこを調整すればいいのやら…ということの連続です。



 好評をいただける投稿だとは思っていません。使いにくい舞台装置の取り扱いのノウハウ蓄積、自分にとって描きやすい題材や場面が何なのか(作品の目玉にすると良いのは何なのか)、そうしたことを探りながら投稿した記事です。

 創作活動をして人気者になれる人は幸せです。
 絵を描くことが好き。物語を作りたい。そう言って、仲間や支持者が大勢できる人は幸せ者です。
 この歌手が好き。このアニメが好き。そう言って交流の輪に入れる人がうらやましい。
 私もせめて、作品がそこそこ評価される立場には、たどり着きたい。

 人気者にはなれなくても、たとえば、はだしのゲンのお父ちゃんのように、自分の作品で生活が成り立って、誰からどう言われてもくじけない生き様ができるように、なりたいものです。




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幸せの魔女 カイ・ロルチェンスカ

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「幸せは歩いて来ない。だから全速力で追っかけるのザマス!!」
 先日、豚と蹄鉄がモチーフのキャラクターを公開しましたが、その身なりに少し手を加え、名前を決め、今後、漫画に登場できるように準備しました。

 幸せの魔女 カイ・ロルチェンスカ(Kye Rorrtchensca, the happiness witch)
 光る線路を走る高速鉄道を操り、鋼の蹄鉄を手に、世の荒波を渡るブタのお嬢さま。

 カイ・ロルチェンスカという名前の由来は、動詞のskyrocketです。

 豚も蹄鉄も、多くの国で幸福や豊かさのモチーフとして、お守りに用いられています。
 幸せが来るといいなって飾るもののようですが、私が見た感想として、ちゃんと稼ぎがありますようにとか、病気にかかりませんようにといった、日常生活的な幸せと結びつくような印象がありました。
 それで今回の名前を決める時には、とにかく世俗的な感じが強いキーワードを選んで取りかかりました。

 外見と名前までは決めました。性格は今、案をしぼり込んで考えている段階です。場合によっては性格を反映して、顔つきに少し手直しをするかもしれません。
 すぐに彼女が登場する話を作る、と決めてはいませんが、いつでも登場できるよう、準備を整えておきます。
 アイデアは貴重だからです。陳腐なら個性的になるよう工夫する。けれどもアイデアを、せっかく考え出したのにドブに捨ててはならない。
 5月のデザインフェスタでは物語の制作はしない予定ですが、その次の8月の出展までには必要な準備をすべて終えて、新しいシナリオを公開できるように努力します。



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ちいさなロミンミュと 神秘の聖杯

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 聖杯の守り手、ちいさなロミンミュ(Rommimmeu the little grailkeeper)

 ちいさなロミンミュは、神秘の聖杯を使うことができる、不思議な力を持つ、いもむしの女の子。
 でも、いもむしだから、まだ、こども。本当の力を発揮できるのは、おとなになって、ちょうちょになってから。

 ブログに短いストーリーを投稿していた頃、ひらめいたキャラクターでした。
 その後、漫画を書いて同人誌として頒布する際にも、何度か登場の機会を設けて、ロミンミュという名前も考え出しました。

 ロミンミュは、まだ漫画で活かしきれていないのですが、何とかしたいと努力しています。

 キャラクターを考え出すのは大変な苦労だからです。特に、名前を付けることと、特技や持ち物を考え出すことには苦心します。
 すぐにアイデアが底をつくわけではないけれども、無限にひらめくわけではありません。

 ロミンミュという名前と、聖杯というキーアイテムまで決めておいて、作品に使わずに放置するのは、あまりにももったいない。

 そんなもの、どうでもいいじゃない。そう言われるかもしれません。
 ありとあらゆる屈辱が飛んでくるかもしれません。
 思い浮かべるだけで、悔しく腹立たしくなります。

 その通りです。私以外にはどうでもいいことです。
 私がどれほど苦労したか、私にとって、アイデアがひらめくことが、どれほど貴重な事か。
 私以外のすべての人が、突き放して無視しても、私が自分で主張して守るしかないものです。

 私がアイデアを活かして充分な収入と名誉とを手にするのは、私自身の責任でしかない。
 だから、たとえ笑いものにされても、努力して作品に活かします。
 今は世間から相手にされない作品でも、いつか仕事として通用するようになるまで臥薪嘗胆です。




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クプーリテが そこかしこにいる風景

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 クプーリテ(Qupuulite)を考案したのはCGでの作品制作を始めて間もない頃で、初めてデザインフェスタに出展した時から、すでに作品に登場していました。
 それにしても、クプーリテって何だろう?…何なのかはさておき、今も作品にたびたび登場しています。

 ただ、考案当初は現在とは違って、同じ姿で色を変えていました。白黒で漫画を書くのに合わせて、色ではなく持ち物や身に着ける物の違いに変えました。
 関節の構造ほか、3Dデータとして様々な点でも改善を施しています。
 この話題は以前にも投稿で取り上げたはずですが、来月の出展のために今は少し忙しいので、記事の内容は粗いもので失礼します。



 5月のデザインフェスタで展示するために、キャラクターを描いているところです。たいしたことの無いキャラクターばかりだと言われるかもしれませんが、なるべく、公開したことがあるキャラクターほぼひと通り、この様式で仕上げてそろえるようにペースを上げようと努力しています。

 下準備をしながらなので、退屈な展示になるだろうと承知はしています。負けが目に見えていても逃げてはいけない。この先、より良い作品を作るために下積みをする時だと思うことにしています。

 ただでさえ人気のないキャラばかりですから、メンバーが欠けた中途半端な展示は、なるべく避けたいところです。少しでも見苦しくないイベント出展になるように努力しています。

 作品で収入を得る立場。私の特技と性格が尊重される立場。それが来月来るはずもないけれど、いつまでも来ないと決めて諦めてはならない。今は辛抱します。




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ドードー・ジェット

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 空飛ぶロボット、ドードー・ジェット(Dodo Jet, the midget flynaut robot)
 人間が作ったロボットではなく、どこからかやって来た、人間の科学技術をはるかに超えたロボット。高い知能と自らの意思を持ち、人里離れた山奥に農場を作って暮らしている。
 畑で育てた作物を発酵させて蒸留してアルコールを作り、自分の燃料や衛生管理用として使っている。
 布や木材で道具を作ったり、油脂分から潤滑油や石鹸を作るなど、必要な物はほぼ自力で作っている。

 公表しているキャラクターの中で、最初に名付けてイメージを固めたのがドードー・ジェットでした。
 当初のアイデアでは畑でカボチャを栽培している設定でしたが、前回投稿したカボチャの馬車を考案する前の案でした。
 題材として重複するので、重要度が低い部分の設定を調整することにします。だから、ドードーが栽培しているのは、カボチャとは限定しなくていい、ということにします。


 好きだから作っている作品なのに、この頃は仕上げても楽しい気分になりません。…仕事として請け負う立場が目標なんですから、ネット投稿の段階が楽しくなくても、文句を言う筋合いではないでしょう。
 成果を出さなければ達成感を味わえるわけも無い。作品を作っているだけで幸せ…では、自己満足というものでしょう。

 作品がしかるべき評価を得て、作品を作ることで充分な収入を得る。そこへたどり着くまでは、気分が晴れる時は無い。というのが現実です。
 たどり着いていない者のために、心地よい居場所をお膳立てするサービスなんか存在しない。
 余計なことをしている暇なんか無い。いい仕事を見つけるために鍛錬を積まなくては。




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カボチャの馬車だ!!

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 カボチャの馬車です。カボチャの形をした車ではなくて、歩くカボチャが何らかの方法で操縦している車両です。
 2018年11月に制作した『コードフィーンドのタブレット』をはじめ、これまで何度か漫画に登場してきました。
 作中でジャックワゴン(the Jackwagon)と呼ばれる場面がありますが、本当の名前は分かりません。

 最近少し、作品の内容とか作業の進め方とか、考えごとに手間取っています。質の粗い文章で失礼します。

 5月開催のコミティア128には、抽選を通過できなかったようです。けれども同じ5月のデザインフェスタvol.49には出展するんですから、展示用の作品制作を進めなくては。
 8月開催予定の「真夏のデザインフェスタ」の抽選にも、すでに通っていますから、作品を作って売り込むことを、気を抜かずに努力しないと。

 作品をマンネリ化させず、底の浅い内容にすることも無く制作し続けるために、何が要るのかと改善策を考えています。
 5月に同人誌を書かないことになったから、少しは時間を作れるかもしれません。
 必要なことを考えて、準備すべきものを作成する作業を並行します。




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知って、出番が増えるピアノ

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 特別な力なんか無い、単なるピアノです。
 それでもネット投稿やイベント展示で、何度も取り上げてきました。
 2017年春制作の漫画『石ころの前のピアノ』や、2018年夏制作の『届かない第2楽章』では、シナリオ上重要な位置づけで登場しました。
 評判になった漫画ではないので、ここで話題にしても白けるだけでしょうけれど、ピアノをBlenderで作成するのはなかなかの苦労だったので、ピアノ主役の絵を一枚は描いておこうと思いました。

 デザインフェスタでの展示・頒布のために描いている作業の一環です。漫画のキーアイテムにしたことのある小道具・舞台装置も、いくつか描いてみることにします。


 複数のオブジェクトから成る3Dデータです。部位に合わせて性質を少しずつ変えたポリゴンやベクトルデータで構成して、キャラクターのようにアーマチャー(関節データ)で制御しています。

 胴体や車輪はポリゴンで、表面細密化(Subdivision surface)モディファイアを使っています。メモリーは少し多くなりますが、曲面をきれいに見せるためです。
 鍵盤はモディファイアを使わない、シンプルなポリゴンです。立方体から作ったパーツが88個もあるので、シンプルにしておきました。
 胴体内部の機構は、ベジェ曲線に厚みを付けた立体や、UVマッピングのワイヤーなど、やや作りの粗い紋切型です。
 それでも小道具にしては、とにかく作成に時間がかかりました。

 部品を入れかえることができますから、オルガンやアップライトピアノのように、別の形の楽器を作ることにも使えます。
 複雑な3Dデータですが、今後応用できるように作っておいたつもりです。…そんなにたびたび楽器が出てくる漫画を書くのかどうか分かりませんけれど…。

 関節は人体などよりはずっと少ないのですが、鍵盤部のふたや天板の開閉、譜面台やキーの動きを再現したりできます。
 弾くように鍵盤を動かしてアニメーションを作ることもできます。時間がある時に良い楽譜を探して、動画制作してみたいところです。

 ピアノは私の身近にはありません。演奏した経験もありません。
 子供の頃、リコーダーの使い方も覚えられなくて、同級生や教師から嘲笑を買ったものです。
 親しんでいない物ですが、ピアノに関する本を調べたり、実物を見る機会を利用したりして、仕組みを再現して、外見デザインを決めました。
 ピアノは、はやっているアイテムというわけでもないけれど、実物らしく作った3Dデータは、作品で活かしやすいことが分かります。

 これも、作品を作る仕事を見つけるためです。
 自己満足を求めるのではなく、どんな人にも誤解なく伝わる作品を追求するためです。

 様々な情報を調べてから、作品内容に合わせてデザインできると、自己PRするためです。




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