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主役の画面占有率 [イベント - コミティア]

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 11月開催のコミティア126に参加の申し込みをして、PR画像を送付しました。
 このPR画像を作るまでのお話が、今回の記事です。
 ちっぽけで退屈な話題ですけれど、イベント出展や作品制作って、こういう地味な作業の積み重ねです。
 主役の顔をもっと大写しにする方がいいと思いました。前回の申し込みで送付した画像を見直して、考えたことです。

 8月にコミティア125に参加した折に、会場でティアズマガジンを買いました。
 出張マンガ編集部の記事を読んで、今後の作品の持ち込み先選びの参考にするためです。
 そのついでに参加サークル一覧のページをめくっていて、気付いたことでした。
 『ゼフィーベの空に風翔けて』の欄には、リンナミーシャといもむしラゼンパが登場している…けれども、ほかのサークルの絵とくらべると、ふたりを小さくしてしまったな…
 確かに、主役の顔の他にも、宣伝文句や小道具などを書く余地は設けていいんです。
 けれどもやっぱり、主役の顔は、せめて画面全体の6分の1、いや4分の1はないと、読者の気をひくことが、できないんじゃないか…小さな何かがごちゃごちゃ書いてあるマス目、なんて程度になってしまうのか…そういう反省点でした。

 そんなことに気をつけながら、今回の構図を考えていきました。
 新作の内容予告がよくありますけれど、私の場合は執筆内容をまだ決めていないので、前回頒布した『届かない第2楽章』に合わせて、音楽を題材にした絵にしました。
 最初は、ピアノを画面に出してみました。
 『第2楽章』には正式な演奏会のシーンが無いことなどから、グランドピアノの天板をはねあげている格好を描く場が無かったので、これを描くチャンスかな…と思っていました。
 けれども、グランドピアノを手前に置いて、鍵盤の席にリンナミーシャといもむしラゼンパをつかせてみると、また以前のようにふたりの顔が小さくて目立たない結果になると気がついて、この案は不採用にしました。
 ピアノをテーマにする本を書くならともかく、これでは主役メンバーが添え物に見えてしまいます。

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 それで今度は、ふたりの顔を大写しにしました。
 顔だけでは、音楽をテーマにした絵だと分からないので、合唱を思わせるように(歌詞が書いてある?)本を持たせてみました。
 そうして仕上げたのが、冒頭の白黒イラストです。
 人物の顔が目立つ絵なら、読者の皆さんを引き付けやすい。でも顔の大写しだけでは、何の作品を作っているのか伝えにくい。
 だからいつも、色々と小道具や背景を画面に加えようと思ってしまうんです。

 ともあれ、画像の送付も済みました。
 出展当日に、胸を張って公開できる作品、今度こそ作らなくては。
 当日、持ち込み先をしぼり込んでいない。徹夜続きで疲れが激しいから、面接なんか行きたくない…
 などということにならないように気を付けて、出張編集部に踏み出す準備、今度こそしたいものです。
 がんばって制作に取り掛かることにします。




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