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対策、準備、孤独、それが人生だ。

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 11月のデザインフェスタvol.48申し込みには落選しましたが、それで作品づくりをやめるわけではありません。
 趣味や気晴らしで絵を描くのではなく、仕事として請け負う立場を目指すことに変わりはありません。

 漫画の執筆のために、準備を進めています。
 もしも8月に出来上がる漫画が、つまらないものだとしても、いつか仕事として通用する作品を作るための修行なんです。

 もっと、しっかりしなければ。そう自分に言い聞かせています。
 この前の5月の出展のようなことでは、いけませんから。
 作品は何とかそろえたけれど、当日は疲れてフラフラ、ブースに人が来ても満足に応対できない。そんなことでは、とても面接を受けに行くことなんかできませんから。

 去年から解決していないトラブルについても、対策を考えなければなりません。
 何とか8月の出展に支障が起きない方法で解決したいのですが、役人や業者を説得するためにどう話せばいいのか、考えていると気が重くなります。
 こんなものへの対策を考えながら作品を作るというのも、つらいものです。

 でも、こういうものなんでしょう。現実の人生と言うものは。
 誰も手助けしてくれない。あざ笑い皮肉を言って来るばかり。現実とは孤独なものです。
 作品で収入を得る道など見つけるためには、私自身が忍耐強く神経を研ぎ澄まさなければならないのでしょう。
 実生活に関わるささいなトラブルでさえ、情報ひとつ見つけるために、途方もない苦労を重ねることになるものです。

 気分が悪いけれど進むしかありません。




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大阪の地震へお見舞い申し上げます

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 ブログとPixivに同じ内容で投稿させていただきます。ご了承ください。

 きょう午前に大阪で大きな地震が発生したと、ニュースで聞きました。
 塀や家具が倒れて亡くなった方もいるという話も聞きました。



 他人事ではないと分かっているつもりだし、私が住む東京にだって、いつか同じような大地震が起きると言われています。

 自分は現実的な備えを充分しているだろうか。
 震災発生のその時、然るべき対処ができるだろうか。

 そして、まだ大災害に遭っていないわが身がどれほど幸運なのか分かっているのか。
 大切なこと、必要なことを、日々無駄なく果たしているのか。

 そんなことを思って、こういう言葉を書きたくなりました。



 地震の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
 そして私自身が、来たるべき被災の時に備える態度が、こうしたニュースに触れたことへの誠意だと考えます。



*** *** ***

 11月に開催されるデザインフェスタvol.48出展に申し込んでいましたが、落選しました。
 でも、出展などの計画については、後日あらためて記事を書くことにします。

 記事の準備はしていたのですが、落選の通知を読んだ直後に考えた内容なので、いじけた文面になっていました。
 地震発生で思い立ったことの方が優先だと思いました。

 だから、作品についての投稿は、また今度です。
 安全な場で作品制作に専念できる幸運がまだ続くなら、泣き言を投稿しないように心がけます。




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楽しい時のために

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 真夏のデザインフェスタ、サイトの出展者紹介に掲載される画像とテキストを送付しました。

 どんな場に載せる画像か、何を伝えたい絵なのか、つまり作品のストーリーを考えて。
 絵の構図を考えて、画像を作成して。

 描くことに集中するのは疲れるけれど、絵を仕上げると、この上なく楽しい気分になります。
 自分の本業は創作活動なんだ…そういう気分がします。

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 誰も認めていなくても、これが自分の天職なんだ。そう思います。
 イベントの主催者だって、別に私の作品を評価しているわけではない。そのくらい分かります。
 料金の支払いを期日通りにしている。出展当日、会場でマナー違反も暴力沙汰も起こさない。
 要するに、あたりさわりのない奴だと思われているだけです。
 作品制作とは関係ないトラブルで関わる業者や役人などは、私に専門分野がある、ということさえ理解していません。
 まるで私が何もしていないと決めつけているようで、何もかも向こうの都合で行動すれば、私がスケジュールを合わせると思い込んでいます。

 世の中すべてから取り残されているような気がしてきます。

 景気は回復していると言われているけれど、私がまともな仕事をもらえないまま、モノの値段ばかりが上がっていきます。
 作品を認められる日が来るのか。創作活動で収入を得る日なんて本当にあり得るのか。まるで絵空事のような気がしてきます。

 …それでも、投げやりになって何もしなくなれば、誰にも通じなくなってしまう。
 絵を描いていなければ、描くのが好きだといくら言っても、理解されるわけがない。
 前向きな気分にはならないけれど、もしも何も描かなくなれば、最悪の結末を自分で呼び寄せることになる。

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 描くことに集中しても、前向きな気分にはならないけれど、絵を仕上げると、楽しい気分になります。
 描かないより、ずっとましです。
 ささやかな楽しさを心の支えにして、今日も少しずつ進みます。

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新作の構想とともに、旧作も少々、製本です。

 地味な準備の日々です。
 8月のデザインフェスタとコミティアで公開するために、新作の構想を練っています。

 不愉快なトラブルへの対処法も、少しずつ考えています。
 私の専門ではない分野なので、どうすれば適切なのか、調べて考えるだけでも苦労します。
 役所や業者の都合だけで私の時間をつぶされないように、注意深く対処しなければならないから、気が重くなります。
 作品制作と違って、難しいだけで面白いことが何もない。気分が悪くなります。

 それでも、必要なことはしていきます。
 必要な用件を片付けつつ、作品で収入を得る日を目指して、私にとって大切な計画を進めていくつもりです。

 新作の構想は始めたばかりなので、まだお見せする段階ではありませんから、かわりに少々、以前の作品を取り上げてみたいと思います。
 2015年の春に制作した漫画『ドードー・ジェットの秘密基地』です。

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 この一作だけ、印刷・製本した完成品が私の手元に残っていなかったので、コミティアの出張マンガ編集部のような場に訪問する時のために、一冊だけ製本しました。
 印刷用紙を試してみる意味もあります。これまでは新宿のパソコン用品の店でプリンターのインクと一緒に買った用紙でしたが、地元の文具店で両面印刷用紙を取り扱っていたので、買ってきて使ってみました。
 インクにじみや裏写りをちゃんと防いで、品質も良好です。
 これなら製本用の用紙を買うのは、これからは徒歩の範囲でよさそうです。

 『秘密基地』は、作業工程の記録のしかた等が、今とは少し違う頃の漫画でした。
 印刷時のミスを防ぐ工夫が今よりも少なかった頃なので、たった一冊作るだけなのに、なんだか気疲れします。
 効率化のためにいろんな工夫を積み重ねて、今の作品づくりがあるのだと、あらためて思いました。




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