ゴールは見えない。でも戻るあてもない。
パンデミック前に本当に戻りたいのか?
あのころが本当に良かったのか?
そう聞いてくるのは、くよくよするな、とでも言うためなのでしょう。
私だって良かったから戻りたいのではありません。
作品を効率よく制作して、しかるべき評価と報酬を受け取る立場を目指す。
作品の作り方は改善を重ねたのに、仕事として相手にされる段階にたどり着かないうちに、次の機会があるのか分からない時代が突然来てしまった。
フリダシに戻されてしまったことを思えば、2歩か3歩だけでも前進していた頃の方がマシに決まっています。
漫画家になりたいとは言っていません。まして人気アーティストを目指すとも言いません。
私が求めているのは、性格や特技を尊重される生活です。もしも漫画家になると実現できる生活だとすれば、漫画を書きます。
いやあ、一般消費者には知られていないけれど、作品の技術で稼げる仕事が結構あるんだよ。
そう言われるなら、必要なのは、その知られていない情報です。いいツテを紹介してください。検索して出てくるものだけ並べて知った口叩くのはやめろよ。
イベントが開催されるのか分からない状況が、まだ年単位で続くようです。同人誌即売会なんか、パンデミック前のように開催されることはもう無いのかもしれませんね。安全だと思って再開したその日に第二波の感染爆発が起きる、その恐れが年単位で続くのなら。
まあ、戻れないものを悔やんでも役に立たないか。今までどんなイベントでも、私の作品は人気が無かったんだから。
今までの出展のやり方を続けたとしても、仕事として作品を作る立場になど到達できないのかもな。
技術的にはできることを増やしてきたつもりです。イベント出展は少しでも手がかりになると思ってがんばってきました。
でも、新しい対策を考えるしか無いのかな。…それとも新しい手と言うより、作品づくりの練習あるのみだろうか。
技術をもっと鍛えるしかないのかな。作品の中身にもっと磨きをかけるしかないのか。
私の作品が印象に残る。作品を、登場人物を応援したくなる。だから、絵や本をとっておきたくなる。
そんな作品を作れるように、努力するしかないのか。
戻っても意味は無い。目標へ進むしかない。たどり着けるか分からないけれど。
愚痴を書いても誰も読まないか。すいません。この頃こんなことしか思いつかなくて。