小さなガーゴイルの、小さな一歩を [メイキング - Blender]
昔考案した、小さなガーゴイルです。
だいぶ前のアイデアなので、デザインに取り入れたのは、ムササビだったのかモモンガだったのかも覚えていません…
けれど、現在の創作活動に出番を設けてもいいのではないかと思って、Blender上で3Dデータ作成を始めました。
と言っても、まだ始めたばかりです。
別の自作キャラクター、シド・シスリッドの3Dデータの形をコピーして、今回のガーゴイルのデザイン案に近づける作業をするのですが、まだ顔の部分をほんの少し近づけたような程度です。
尻尾も羽も、まだ作り始めてもいません。
進み方が遅いとみなされても、自分にできることを進めてゆくしかありません。
このガーゴイルを登場させようと決めてから、最初の日は性格や位置づけの検討でした。
それから、フィギュアをもとに外見デザインを考えて、翌日に顔だちの方向性を絞り込みました。
全身はまだなので、顔だけを3Dで少し作りました。
それから、Blender上のオブジェクト構成を少し変えました。
外見はシド・シスリッドのままですが、メンテナンス性を少し向上させていて、あとから体形の改善や身に着ける物の追加などの作業をする場合は、シドよりも効率よくできるようにしました。
目を効率よく作る方法は、2018年にピアノ弾きのユニル・ミフを作成した時に取り入れたものです。
体のオブジェクト構成のアイデアは、2016年にラリィ・アービル車掌を作り上げる過程でひらめいたものでした。
キャラクターを考えて物語を作る時、いきなりパソコンを起動するとか、すぐに原稿用紙を取り出すというのではなく、初めにどんな作業から始めてゆくべきか、そういうことは、今まで漫画を執筆して、描いた作品を公開しながら、少しずつ覚えてきたことです。
こんなちびキャラひとつですが、今までの経験の蓄積をもって臨んでいる作品なんです。
昔のアイデアを未公開のまま無駄にはしないけれど、昔へ戻るつもりではないんです。
どうすれば物語として仕上げて、表現したいことを伝えてゆけるのか分からずに、途方に暮れていた頃もありました。
フィギュアを作ることはできたけれど、作ったものをどう活かせばいいのか、分からなかった頃がありました。
ガーゴイルのフィギュアも、せっかく作ったのにホコリをかぶったまま放置していました。…ネット用の画像は縮小しているから、表面のホコリまでは見えないかもしれませんが、見苦しい迷走をしていた頃もあったものです。
でも気を取り直して、今習得している知識や経験を使って、昔考え出したキャラクターにも活躍の場を作ってみます。
フィギュアのホコリは払い落としておきました。また撮影する時があるとすれば、この間よりはまともな撮影ができると思います。
2021-10-06 23:30
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