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絵を描く枠、よし。時間の枠は― [メイキング - Blender]

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 コミティアに送付するサークルPR画像のサイズは、横638×縦945ピクセルです。
 外側の枠線の幅と、上のサークル名記入部分を除いた、横590×縦727ピクセルが、サークル宣伝用の絵やフレーズを掲載するための範囲です。

 これまでPR画像を描いていた時は、Blenderの作業ファイルを新しく作って、そのたびに画像サイズを590×727と入力していました。
 大した手間ではなかったんですけれど、自分の一存でストレスを少なくできる用件は、少なくする方がいいんです。

 そういうわけで、Blenderで今回作成したのは小道具やキャラクターではなく、作業テンプレートです。
 はじめから590×727で画像を出力するように設定して、ヘミスファリカル(半球型)光源だけを配置しておきました。

 半球光源というのは、ドーム天井のように照明が集まって、被写体を照らしているようなものです。
 スポットライトなどの他の光源と違って、陰影がほとんど無い画像ができるので、リアルな3DCGを作りたいユーザーからは好かれていないようです。

 けれど、今回の私の目的は、白黒の漫画調の画像です。
 リアルというより、雑誌の一画に小さく載っても分かりやすいことが重要です。
 コミティアのカタログに載せてもらうためだから、今回はこうやってみることにしました。



 ただ、次回開催のコミティアに申し込むのかどうかは、まだ迷っています。
 親が介護を必要とするようになったから、家を長時間離れることは難しくなりました。
 6月に開催された時には、出展キャンセルなどはせずに行ってみたのですけれど、イベント出展自体よりも、その前後の準備と後始末、親自身や周囲への話し方など、想像していた以上に大変でした。

 この先絶対にコミティア出展に申し込まない、という意味ではありません。
 ただ、申し込んだらかなり疲れるという覚悟が要ると、分かりました。

 これほどのことをしてまで出向くのなら、出張編集部の無い現在の会場よりも、もっときつくても審査のある場を優先するべきでしょうか。
 これほどのことをしてまで出向くのなら、もっとはっきりと評価と報酬を追いかけなければならないかな…

 出展に役立つものを一つ作ったけれど、私はもう、楽しいイベント出展を卒業する時なのかもしれません。

 それでも、これからも雑誌に掲載されるような作品を作ってゆくことに、変わりはありません。
 今回のテンプレートづくりは、この先漫画を執筆していくためにも使えると思います。
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