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数字の無いカレンダー [イベント - アイテム]

カレンダーの部品構成。盤一枚とピースひとつ。

 恐縮ですが、今回もブログとPixivに同じ内容を投稿させていただきます。このところ作業時間が退屈な調べ物や検討ばかりで、お見せできるような新作が無いので、一つだけ比較的マシな試作品を持ち出したのが、今回の投稿です。

 この間Pixivで、展開図特集というものを見ました。イラストとして投稿された作品ですが、工作キットのように切り取り線やのりしろ等が書きこまれていて、印刷して切り抜いて組み立てると、有名なキャラクターなどの立体版の人形が出来上がる、というものでした。

 その中にひとつ、組み立て式のカレンダーがありました。それを見て思い出したものがありました。私も以前、機会があってカレンダーを自作したことがあったんです。ペーパークラフトではありませんけれど、せっかく考えたものですからご紹介します。

2015年6月の場合。7の倍数のピースは向かって一番左端。
2015年7月。ピースは向かって左から三番目の、火曜日の位置。

 永久カレンダーとか、万能カレンダーと呼ばれるタイプです。二つの部品から成ります。一ヶ月全体を表す盤と、その上にのせる部品です。のせる場所によって、7の倍数の日を示します。表面に数字は無いけれど、7,14,21,28日になる曜日を示すことで、ほかの日がどの曜日なのかを導き出せ、一ヶ月全体を表すことができます。

土曜日の位置にピースを置く例。7日は第一土曜日だから最上列に来る。

 これまで特に評価されたことはありませんが、目印の部品ひとつの位置で一ヶ月全体を表し、数字を表示しなくてもカレンダーとして機能するアイデアは、自分で考案した仕組みの中でも、気に入っているもののひとつです。



Clnd05_Firstsample01_20150609.jpg

 最初に考え出した時の試作品は、紙と木材で作ったものでした。現存していませんが、CGで簡単にお見せします。当時作ったのは壁掛け式で、木の板に紙のポケットを七つ並べて、7の段の日になるポケットに札を入れる方式でした。今回写真でお見せしている方は、比較的最近、プラスチックで作ったものです。

 カレンダーをウェブで検索しても、同じ仕組みで7の倍数日を示す方式のものは見つけたことが無いので、オリジナル作品として売り込む機会を探しています。仕組みは変えないで、見た目や使いやすさを改善する案を考えています。イベント出展の折にでも間に合わせて、販売してみたいものです。



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