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蝶の司キャプテン・キュンメルと いもむしラゼンパ [パーソナル ノート]

その少女は蝶と言葉をかわし、人間にはわからない何かを、探し出すすべを知っている。
身の丈ほどもある剣を操り、身のこなしは疾風のように鋭い。
伝説上の騎士のように、常に礼節と理性を備える。
仲間の蝶からはキャプテンとして慕われ、人間からはキュンメルと呼ばれているけれど、本当の名前は誰も知らない。

蝶のような機敏な生き物が、人間のブレーンから知恵を借りて行動するとは、厄介なスパイだ、などと評する者もいる。
そんなうわさばかりが、ゼフィーベの街中に流れている。
どこかで盗みをはたらいた男が、隠れ家も、盗品の隠し場所もあばかれた。などという話は、数知れない。
ある者は、キャプテン・キュンメルを、何百年も昔から生きている魔女、と言う。
ある者は、キャプテン・キュンメルなど、実在しないのだと、思い込んでいる。

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そういう仲間たちの中で、最年少のメンバーがラゼンパ君。
最年少だから、まだ、いもむし。

ぼく、ラゼンパ。

いもむしラゼンパは、いつだって、いっしょうけんめい。
先輩のちょうちょ達が見聞きしたこと、キャプテンが知っていること、ちゃんと聞いて覚えようとする。
キャプテンや先輩達が捜査で忙しいときは、うちの片付けや、ごはんのしたくを引き受ける。
いもむしは、そもそも生まれたときから、自分で歩いて食べ物を取りに行くもの。
そのためか、ラゼンパは、おとなからたえず世話をしてもらうなんて、性に合わない。

とはいっても、なにしろ一介のいもむしなので、にぶくて不器用。
子どもなので、まだ知らないことも、たくさんある。
先輩達やキャプテンの手助けなしでは、ろくなことはできないけれど、心意気だけはがんばりやさん。

それでもなんとかがんばって、将来は一人前のちょうちょになろうと思ってる。
そんなわけで、早寝早起きする、好き嫌いしない、といったことから実践してる。

重装備モード。野外キャンプにも対応。(ラゼンパ側発表)

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既製のキャラクターで、いもむしやあおむしをモデルにしたものは無数にある。
蝶と少女を組み合わせた作品も、数え切れないほど出回っている。

それなので、蝶と少女と、そしていもむし、みんな組み合わせた。
人物ひとり描けば済むのとくらべて、画像作成に時間がかかるが、
この三者のどれかが欠ければ、PRがひどく難しくなるはず。
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