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在宅時間と不安が増える

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 どんな食べ物や日用品でも、買い足しができるのか不安になりながら使っています。

 初めて、散歩にも買い出しにも出ないで、一切外出無しで過ごしてみた時、食事には、賞味期限の短い食材と併せて、非常用の保存食も使いました。
 本当に備蓄が無くなってしまう前に買い出しに出かけたのですが、安いからいつも行っていたスーパーには、いつになく長い行列ができていて、缶詰やレトルトといった保存食の売り場は空っぽになっていました。トイレットペーパーを置いていたはずの場所は、別の品物の売り場になっていました。

 どんな食品や日用品が品薄になりやすいのか今は予想できないから、いつも安売りしていた店を、あてにはできなくなりました。
 思い浮かべたこと、期待したことと、ことごとく外れて、世の中が私をあざ笑っているような気がしてしまいます。

 感染者数も減っていないし、ニュースでの呼び名も相変わらず、新型うんぬんという、長い呼び方です。
 コビッド、とか、コービッド、という名前が言いにくいと言われることがあるようですが、それは文系能力の面で問題ではないでしょうか。

 私のように理科や算数が苦手な者でも、ウイルスが何なのかは知っていなければならないし、パソコンの使い方も知らなければならない。
 未熟な者に合わせることができない点です。
 コビッドと発音できないばかりに、発見地の地名を付けようというのは、してはならないことです。
 当然、特定の国や住民に対する、侮蔑や偏見による言動も許されません。

 地名を疾病そのものとして残す悪習を続ければ、この先どこかで新しい疫病が見つかった時、現地が汚名を着せられることを恐れて、情報を隠そうとする可能性があります。
 人文社会系の視野が足りない人の言い分に合わせるためなら、将来どこかで、人類が滅びてもいい、とでも言うのでしょうか。



 仕事が大詰めの時期には、毎食インスタントや調理不要の食品で済ませる。というような人は珍しくないでしょう。今年2月までの私もそうでした。

 品薄に対処するには、手に入る食材を臨機応変に使えばいい。と言われますが、安いけれど手間のかかる食材をまとめ買いしてしまうと、その後長い時間を、下ごしらえのために費やしてしまうことになります。

 ずっと昔の一時期の私はそうでした。つらい思いをして家事を片付けているのに、作品を作る時間が確保できなくて、いったい自分は何のために人生使っているんだ?…そんな気分になって、あれほど空しい気分で飯を食っていた頃は、他に無かったような気がします。



 外出自粛だから、家で有意義なことをして過ごそう。その通りですが、どうやら実現するためには、試行錯誤も努力も続けなければならないようです。

 こんな時だから、家で読書しよう。私にとっても魅力ある言葉ですが、日常で欠かせない物をすべて調達できていないと、集中することは困難です。



 私なりに工夫します。

 食材は、手間がかからないこと。カット済みでパックされている。冷凍できる。そういった基準で選びます。
 
 マスクとアルコール消毒液と、トイレットペーパーは見つからないけれど、対策はこれから考えていきます。

 家でゆったり読書、というものは、そんな気分にたどり着いた暁には、ぜひとも実践させていただきたいところです。

 もしも、こんな時にパソコンが故障したら、どうすればいいんだ。販売店も開いているのかどうか分からないし、アメリカや中国のメーカーから、部品や製品が取り寄せられるのかも分からない。
 たかがそんなことで、作品を作れなくなったらどうしよう。
 カゼが少し進化したようなウイルスのせいで、作家として認められるチャンスを失うのか?
 不安になりながら、机に向かっています。
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