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気になって名札書き [イベント - アイテム]

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 今さら、と言われちゃうかも知れないんですけれど、名札の準備を始めました。イベント出展の際に使う各道具へつけるものです。

 折り畳み式の台を買いました。出展のたびにレンタル備品のために払う料金を、少しでも節約できないかと思ったからです。
 これを持ってゆくとすれば、借りたブースの中に、レンタルと自前の器具が混在することになるかもしれないんです。

 イベントが終わって後片付けを済ませた時というのは、とても疲れています。思い違いをする恐れだって高まる時です。
 自分で持って行った折り畳み台を、レンタルの物と間違えて、持ち帰るのを忘れてしまっては大変です。

 もうひとつ、気がかりがありました。現金の入れ物です。
 以前のイベント出展で、近所のディスカウントショップで買ったプラスチック製のコインケースを持っていったことがありました。
 会場で隣り合った出展者の方々にあいさつして回って、これはまずいと気づきました。私と、向こう三軒両隣、全員が同じコインケースを使っていたんです。取り違えが起こらないとは限りません。

 今まで市販の道具をそのまま使っていましたけれど、トラブルが無かったのは、運が良かっただけでしょうね。
 もちろん、対策を一度も取ったことが無いのではありません。
 無料配布のカードだけを用意して、現金の入れ物を使わない方法をとったこともあります。少なくとも、コインケース取り違えを防げる手ではあります。
 けれど、こんな入れ物ひとつのために、有料販売の作品は作らない、などと制約をつけては、賢い方法ではありません。

 くだらない言い訳で、物事の進め方をねじ曲げてはいけないんです。
 名札を書くのが面倒だからといって、そんな怠け者根性を守り抜くために、作品の作り方や発表の仕方を奇妙なものにするというのは、明らかに優先順位を狂わせています。
 奇妙な優先順位で、理解に苦しむ手順で進めるならば、自分が本当は何者なのか、正直に名乗ればいいんです…ジブンはアーティストではない、怠けを極めるスペシャリストなんだ…とか。

 でも、私はアーティストであって、作品づくりの環境を大切にしています。だから面倒でも、この前買った折り畳み台に、名前を書いて貼っておくんです。

 暑さで頭がぼんやりして、忘れ物や見落としをすることがあります。
 台風のせいで大雨が降って、作品の材料を買いに寄ることをあきらめたり、換気が要る作業を延期したりする時もあります。
 イベント出展当日だって、決して甘く見てはならないんです。

 名札書きなんて、まるで小学生のころみたいだけれど、こんなことでもやっぱり、作品の制作・発表を、快適で自由な発想で、実現するためなんです。

8月30日のコミティア出展まで、残り40日ほど。作業時間を無駄にはしていられません。がんばらないと。




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