パソコン故障で、作品制作を中断しています。
私のパソコンが壊れてしまいました。
まともに起動しなくて、本体に記録したファイルを開くことができなくて、画像作成にかかわる作業ができなくなっています。
メールの送受信やブラウザーを開くのは古いパソコンでやってみています。
けれど、Blenderで作業を再開できるまでには、2週間ほど待たなければならないようです。
少しの間、シナリオを考えたり、舞台そのほかのデザインを検討したりといった準備に集中するつもりです。
これまでにも作品制作用の機器が壊れたり、必需品が入手困難になったりと、モノに悩まされたことはありましたが、Blenderを使えない期間が生じたのは初めてなので、正直なところ、不安で仕方がありません。
それでも、秋のイベント参加までに作品をそろえられるように、何とか出来ることをしていきたいと思います。
虹のペリュトンと校舎
少しだけ、セミの鳴き声が聞こえました。
「夏が来るもんなあ。いろんな生き物が元気になる季節だな。蚊とか、面倒なやつも増えるけどな」
「ねえ、知ってる? 蚊は猛暑だと、かえって活発じゃなくなるんだって」
「そうなのか? そう言えば、あの羽音だもんな。蚊の羽ばたきって、かなり激しい運動なんだろうな…35度の猛暑日に飛んだら熱中症にでもなるのかな」
前回の投稿で書いたように、トラムカンパニーの漫画を一作仕上げたので、次は学園が舞台の漫画を考えて、シナリオに変化をつけることを目指しています。
学生キャラクターや制服の準備もしましたが、校舎の改善もしています。
ふわふわミルコーロが通う学園は、2019年に漫画『教室のむこうの秘密』で登場しました。1コマだけ出てきた、校舎の外見が課題でした。
これまでにBlenderで作成した画像の中でも、特に頻繁にフリーズした難物でした。
市街地の場面で大きな橋を画面に出した時も大変でしたが、大きな建造物に安易にディテールを増やすと、パソコンが大変なことになってしまいます。
そこで、ポリゴンで作っていた柱や窓枠をテクスチャーに替えました。つまり、立体造形だったものを絵で代用することにしたんです。
まあ、こういう書き割りは質素にすることも意味のある進歩ですよね。
虹のペリュトンは、尾羽を大きめにしてみました。試しに動かしてみると、特に動きの邪魔にならないことが分かりました。こうした、シナリオのキーパーソンになるキャラクターは、外見を改善するのが良いことだと思います。
最近、作品づくりの時間枠でやっていることは、こんな類の下準備です。
イベントに無事参加できる前提で準備をするし、いつか仕事として作品を作る日が来ることを目指して、稽古を積むんです。
この先のイベント開催が、どんな事情でどうなるのかは分からないし、作家ひとりにできることも、たかが知れています。
でも今は、思い描いたことを自在に表現できるのか、技術を上達させてゆけるか、稽古をすることに意義があるのだと、考えることにします。
作品準備が一歩、進みました。
新刊の原稿が出来上がりました。
10月18日開催予定の、制服コミュニケーションに持参する作品です。
全内容の公開は、開催日以降にさせていただきます。
ほんの全12ページのコミックエッセイ風のもので、小さな作品です。
3月に制服コミュニケーションへの参加申し込みをしてすぐに内容を考えました。
参加記念の小冊子のつもりで制作しました。
当初は3月の間に完成させるはずだったのに、異常に遅くなってしまいました。
なぜこんなに作品づくりがはかどらなかったのか、自分でもよくわかりません。
確かに今は感染への警戒から、世の中全体がまともではありません。
必需品の何かが品薄になるなど、単なる雑用のために難しい対策を考えざるを得ない時があります。
廃業や解雇のニュースをあちこちで目にすると、私が絵を描いても誰も仕事をくれないのではと悲観的になってしまいます。
でもそれが、机に向かっても元気が無くていい、などという理由にはならないから、何とか作品を作っていかないと。
そうしないと作り手として評価、報酬を得る機会はますます遠のいてしまう。
頑張るしかないんです、本当は。
まだ作る予定の作品があります。今回の原稿は3月に考えたものなので、その後にデザインして容貌を公開したキャラクターは登場していません。
ちゃんと出番を設けるためにも、早く新しい作品に取り掛からないと。
予定は遅れてしまったけれど、まだ10月の開催までは時間がある。
作品でも世の中の状況でも、悲観的になって何も手につかないと言うわけにはいかない。
自分にできることを進めていきます。
コミティア133 サークル参加 申し込みました。
9月開催が予定されているコミティア133に、サークル参加の申し込みをしました。
その手続きで送付したPR画像から、挿絵を作りました。
気まぐれ惑星ファーネス・ファーこと惑星バルカンは、はるか遠くの宇宙にいます。今のご時世に合わせて、至近距離での密接な接触を避けてみました。
会場で人の密集を避けるために、受け付けるサークル参加者の数は少ないようです。倍率はこれまで以上に厳しいのかもしれませんが、申し込むことにしました。
もしも私が当選したら、今も大変な数の人がイベント参加を忌避している可能性がありますね。それはそれで何かの手掛かりにはなります。
それでも申し込んでおきましょう。家にこもって仕事が舞い込んでくる身分ではありませんから。
意欲があるという態度を見せていないと、仕事を請け負うチャンスも来ないはずです。
風邪症状がある場合は来場しないようにと、どのイベントでも注意書きがあります。
当日体調が悪いのはダメだってこと。直前まで連日徹夜で執筆、という作品制作は、今は絶対できませんね。作家本人が来場せず売り子に任せるならともかく、そういう立場ではない私は、今まで以上に注意してスケジュールを作らなければ。
ここで余計なことを書いても、誰からも相手にされないはずです。相手にされるような作品を作らないと。