軌歴検象生 カリューゼ・シャーリュン [ストーリー - キャラクター]
遺跡の出土品や地層などを鑑定して、過去に生息していた動植物の生活環境や、気候変動などを推測する、軌歴検象(きれきけんしょう)を生業とする少女。
現在は研究機関には属さず、山林管理手ケラランカとともに、共有林の管理・調査を主な仕事にしている。
パレット型の特異な観測機器を使い、両足に飛行装置を装備しているが、同業者の間で流通している機器ではない。
謎の遺跡を探検した時に見つけた、未知の超文明の遺産…かもしれない。
山林管理手ケラランカを少し前に考え出して公表しましたが、カリューゼ・シャーリュンはケラランカの相棒として考え出して、公開する準備を進めてきたキャラクターです。
一時期は、いわゆる一般的な農場で働く人物にすることも考えていましたが、ひと工夫しようと思って、考古学が本業ということにしました。
それで自然環境を観測・把握する技能を活かして農村の仕事を引き受けている、というわけです。
現実らしくないかも、と思ったので、軌歴検象生という架空の肩書を創作しました。
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当初は2020年の五輪開催時期に新作漫画を完成させて、そこでカリューゼとケラランカを公開するつもりでした。
けれども、パンデミックのために五輪開催が延期されたように、その前後の即売会などのイベントも次々中止されてしまいました。
幸い、2020年秋の制服コミュニケーションは中止されなかったので、2020年の春・夏頃は、制服コミュニケーション参加で持参するために、制服のある学校や職場のキャラクターの作品を優先していました。
その間、カリューゼとケラランカのシナリオを考える作業は中断しましたけれど、制作・公開をあきらめないと自分に言い聞かせるつもりで、ケラランカだけをネット上で公開していました。
実生活面では、今年の初め、急に親が介護を必要とするようになって、毎日の予定が予測できないような変わり方を始めました。
作品を作るために時間やスタミナを確保するのにも苦労するようになって、せっかくイベントが開催されるのに、まとまったスケールのシナリオを作る機会を逃していました。
このまま公表する機会を見送ってしまうよりは、最低限、カリューゼ自身の性格を表現できる一幕くらい描こうと、6月6日のコミティア136に『時をたどるパレット』を制作して持参しました。
カリューゼ・シャーリュンを作り上げて公開しようとするたびに、世の中や身近な環境があわただしく変わり続けてきました。
今も、この先も当分、予測不可能な変わり方をし続けるんでしょうね。好きな分野だけに全力で集中できる、なんて温室育ちのような環境は、期待するものではないんだと思います。
2021-06-11 00:13
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