地道な手

　今週出来あがった作品は、小さなイラストひとつでした。
　でも、成果はありました。Blenderで使う基礎データに、なかなかの改良を施すことができました。
　キャラクターの手のデータを改良したんです。




　袖口を柔軟に動かせるようにしたり、親指以外の四本を一括で操作できるようにしたので、リンナミーシャ達の手もとを大きく写す構図や、手の表情が重要になる画面を、より簡単に、迅速に作成できるようになりました。

　しかも、メンテナンス面でも向上しています。
　これまではデータの構造上、手の構造を改良したい場合は、キャラクターひとりずつに全く同じ作業を繰り返すしかなかったのですが、今後は改良したい点を見つけたら、はるかに短時間の作業で、全員に反映できるようにしました。わき役などを短期間で作成する必要がある場合も、比較的表情の豊かな人物を作ってゆけるようになりました。

　地味なことをしていましたけれど、役立つ3Dデータを作ることができました。
　ブログ上でも、もっとリンナミーシャたちの物語をお見せすることができると思います。