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ファスト・ハーズ [メイキング - Blender]

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 昨年末から今年の初めあたりでしたけれど、わき役をBlenderで用意しやすくするために、簡易版の人体、ファスト・クラウド(即席・その他おおぜい)を作成しました。今回作ったファスト・ハーズは即席動物といったところです。四本の足、しっぽ、羽を再現する関節データを常備し、外見に簡単な加工を施すことで、さまざまな動物を3Dデータ上で再現できます。必要になれば、馬でもトナカイでも、白鳥でもペガサスでも、速やかに作り出せます。

 イラスト手前のベージュ色の動物がこのデータの基本の姿で、周りにいるシルエットは、それぞれ5分から10分程度かけて、この基本形を加工して作ったものです。

 斬新なことをした、というほどのことではありません。3Dデータとしては、これまでに作ってきたリンナミーシャ達のデータの応用です。新しいデータを作るというのは、新しい機能を使うことよりも、作ったデータをどこに保存して、どんなファイル名をつけておくのか、というような運用ルールを検討する部分が大きいようです。

 それにBlender自体、バージョンアップを重ねて使いやすくなっています。動物型にしたポリゴンにアーマチャー(関節の情報)を設定するときも、私が手作業で修整した箇所はわずかでした。Blenderが計算した関節の再現の仕方で、かなり自然な動きの動物データになりました。うれしい話です。


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