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時間の試行錯誤

 先月のコミティアとデザインフェスタの出展は済みましたけれど、もちろん満足感にひたっている場合などではなくて、改善すべき点を見つけて対策を考えていく毎日が始まっている、というわけです。

 5月6日のコミティアに持参した漫画は、全12ページ。28日のデザインフェスタに用意したパンフレットは、全4ページの漫画でした。去年や一昨年には全32ページの漫画を書いていたことだってあったのに。
 なぜ今回の漫画を薄くしたのか、言い訳ではないつもりですけれど、怠けていたのではないと言いたいし思いたいのですが…つまり時間配分がうまくできなかったということです。

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 さかのぼる話ですが、3月の後半に3DCGの花を作成するモジュールを考案しました。4月の前半には、苗売り娘ノルン・シュマートンという新しいキャラクターを考え出して、3Dデータを作成しました。
 こうした3DCGの準備作業のあとで漫画執筆を始めたから、とても全32ページなどを書く時間はとれなかったのでした。

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 下準備に時間を割きすぎて、発表段階の品ぞろえが貧弱になってしまう。逆にイベント当日のブースを大げさに見せようとして、新しいアイデアを準備する作業を先送りにしてしまう。どちらも、これまで何度となくたどった結果です。

 作品の質も量も確保するというのは大変です。もっと上達して、バランスのとれた時間配分ができるように、まだまだ修行あるのみのようです。

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 作業の計画性と言えば、ピアノを作成した経験も私にとってはいい薬です。
 実物を観察する機会や資料の探し方、CG上で表現しやすいデザインの考え方。苦労して考えました。

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 2013年の終わりごろに投稿に登場させたときには、ピアノの胴体をそれらしく仕立てていた程度で、内部の機構はおろか、鍵盤も譜面台も無いという未完成品でした。それで、影絵にしてごまかしていたんですよね。
 ピアノが置いてあるラウンジなどを描いた時にも、鍵盤や胴体内部が見えないように、位置を調整していました。
 いつまでもこのままでは不便なので、何とかしようと思っていました。
 今回執筆した漫画でピアノを使ってみてはどうかと考えついたので、この執筆期間の中にピアノ作成作業を織り込んでみたというわけです。

 まあ、結果は薄っぺらい漫画ばっかりでしたけれど、これでも苦労して進んできた道なんです。
 …苦労して考えたから、よくある黒ずくめでまとめたピアノじゃないんですよ…なんていちいち言うのも、PRとしてはセンスが悪い。やれやれ。





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