早く計画開始するための反省会 [イベント - コミティア]
コミティア119への出展、無事に終えました。
本の完成は間に合いましたけれど、目標達成とは言えません。
もっと早く計画を進めなければ、という反省点ばかりです。
同人誌即売会でよくある「新刊落としました~」には陥りたくなかったので執筆を急ぎました。
それなので、コマによっては「納得のいく出来ではないけれど、言いたいことは多分伝わるだろう…」という程度で終わらせた部分が少なからずあります。
野山の岩肌や水の流れなどの描写は、これからもっと改善しなければ、と対策を考えています。
水については去年も、川や水滴が画面に出てくる絵を描いてみて、3Dデータを改良したつもりでいました。
けれども漫画に使う場合は、彩色した絵とは事情が変わるんですね。形の作り方が少し悪くても、青系の色をつけていれば水のようだと分かってもらえるかもしれません。漫画の白黒のコマでは、別の対策を探らなければならないというわけです。
ほとんど文字だけのコマもあります。もちろんシナリオ上不自然ではない表現として使ったつもりですが、執筆を少しでも早く進めるためでもありました。
ところが、意外と手間取りました。文字だけのコマでも、シナリオ上重要な意味を持つ部分というのは、いざ作ろうとすると何度も推敲することになるもののようです。文字が大部分のページが、今回制作した中で最も作り直した回数が多いページになりました。
漫画で文字に頼りすぎてはならないけれど、効果的に言葉をつかえるように推敲はしなければなりません。それが不十分なセリフも何ヶ所か残りました。
計画全体としては、もっと早く執筆を始めなければならなかった、ということなのだと思います。
最初の段階でシナリオを考えたり、必要な調べ物をしたりするのも重要で、いい加減に終わらせてはならないことですが、それでも気を抜かずに急いで、もっと早く執筆の段階を始めなければ、セリフの推敲の程度や、コマや表紙の絵の仕上がりへ響いてしまう。
それに開催直前の時期に、出張編集部の出展メディアを調べる時間をとれるようにもならないと。
時間の余裕をどうやって作ってゆくか、まだ忙しい日が続きそうです。
2017-02-14 07:40
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