SSブログ

正方形と4:5

201908t12_fin1_122_150_90_20191230.jpg

 前回ブログに掲載するための画像の話題にしましたが、今回もその続きのようなものです。
 画像の寸法、縦横比について考えたことです。

 自分の投稿で使うので、画像サイズは自分で決めればいいんです。
 けれど、よく考えたら、デザインフェスタやコミティアの出展で、手続きのために画像を用意することになっているので、その縦横比に合わせた絵を描くことに慣れておくのがいいはずです。
 作品の性格によっては他の寸法の画像が役立つ場合もあるかもしれませんが、特に理由が無ければ、よく申し込むイベントのためにノウハウを積んでおくことにします。

04_fin1_125_125_90_20191230.jpg

 デザインフェスタの出展者紹介と出展者レポートに送付する画像は、450x450ピクセルの正方形。
 サイト上に大きく表示されるので、人物の全身像や舞台全景図を描いて、正方形の比率に収める、という鍛錬としてもいいはずです。

 コミティアのサークル参加申し込みのために送付する画像は638x945ピクセルですが、席の番号が書かれる部分と外側の黒い枠線は、そのままにしなければならないことになっています。
 サークル名の下に書く絵は、基本的には横590x縦727に収めることになっているようです。
 記事の初めに載せた、リンナミーシャと空飛ぶ花の絵が、この縦横比です。
 590:727 ≒ 81:100 ≒ 100:123 …ほぼ4:5の縦横比に、ひと目でわかる広告を書くということです。

 コミティアのPR画像は、コミティア発行のカタログ、ティアズマガジンの参加サークル一覧に、白黒で小さく掲載されます。
 限られた欄で判読できて、テーマなどをひと目で伝えられるような絵を目指しましょう。
 白黒の二値化画像にすると、カラー画像よりもメモリーサイズを小さくできるし、ブログでも活かせるはずです。

 投稿の性格によっては、この二種類と異なる縦横比の絵が良い、と思う時もあるかもしれませんが、基本はこれでやってみます。
 コミティアサイズを横にして、横123:縦100の絵ならともかく、横に細長いバナーは、スマートフォンの画面では小さくなりすぎるかもしれません。

 ともあれ、ブログを読みやすくする作業も少しずつ進めながら、イベント出展で公開する作品も作っていきます。
 これもいつの日か、仕事として作品を作る時のため、作品制作で収入を得る日にたどり着くためのPR活動です。
nice!(0)  コメント(0) 

キャラクター紹介バナー

120_185_01_20191216.jpg

 キャラクターの顔と名前・肩書を載せたバナーは、以前から作っていました。
 けれども当初作っていた、横468×縦60ピクセルのバナーは、この頃あまり使われないようなので、寸法を変えて新しく作ってみました。

 バナーのサイズには種類が多いようです。
 けれども今回作るのは、依頼を受けて作るものではなく、自分の活動に使うためのものなので、一般の規格に合わせる必要は無いと判断しました。
 私の活動に合わせる場合、イベント出展の際にはがきに印刷することを考慮しておくと役立つと思って、この縦横比にしました。
 ブログにアップロードしている画像を整理する作業の一環ですけれど、使い勝手が悪いようなら、後日また寸法を変えて作り直してみます。まだ試作の段階です。
 名前をPRする手段はある方がいいのですが、細かな仕様については試行錯誤をしているというところです。

120_185_03_20191216.jpg

 キャラクターの名前を決めるのは時間のかかる、疲れる作業です。
 ひとりの名前が決まるまでに、数十~百数十の候補をあげます。
 急いで決めたい場合には20~30種類程度で進めることがありますが、人間のキャラクターに名前を付ける時には、そんなに手間を省いたことはありません。
 そして、ふるいにかけてゆきます。
 既にほかの作品の人名などに使われている名前ではないか、検索を繰り返します。
 使われていない名前でも、音感がキャラクターに似合わないと思ったら、やはり使うのはあきらめます。

120_185_02_20191216.jpg

 これまでに名づけて公開してきた、どのキャラクターも、名前を決定するまでは沢山の苦労をして、公開直前まで悩み続けました。
 赤毛のシャウラや、蝶の司キャプテン・キュンメルの場合は、音感が良くて性格に合う名前候補がうまく見つからなくて、一般に人名として認知されている単語を選びました。



p01_290_227_20181218.jpg
 今回バナーを作った者ではありませんけれど、氷雪王ホーベロッソ・エックスの名前決定の体験も忘れようがありません。

 名前を発表する直前、ブログの投稿画面を開きながら、実は数個の候補を残していました。
 日付が変わる前に決定・公開を終えるつもりだったのに、気が付くと午後11時を過ぎていました。
 それで、ひとつに絞り込めていないのに、名前公開の投稿の作業を始めていたのでした。
 記事の文章と画像をアップロードしながら、名前候補を見比べて、必死にどれか一つを選ぼうと焦っていました。
 名前以外の文章・画像の公開準備が済んだ後も、数分間迷っていました。
 その時、ふと思い立って、候補のひとつだった「ホベロッソ・エックス」に長音符号を一つ、はさみました。

 だから、ホーベロッソXの名前決定は、あの時の午後11時40分近くの投稿日時が記録された、その瞬間だったようなものでした。

 それでも、そうしなければならなかったんです。自分で作ったキャラクターであって、私の努力の成果の一つだからです。
 だから、PRできるようにしておかなければ、自分の努力を自分で踏みにじることになる。
 冷蔵庫キャラクターが食品パッケージや料理の本のイラストにいくら出てきても、それらとは違うものだと言うためです。
 だから、ホーベロッソXも、残るキャラクター達も、なるべく早く名前をPRする準備を整えるつもりです。

 まず、『ゼフィーベの空に風翔けて』公開を始めた当初から登場しているメンバーのバナー4点を作りました。
 ブログにアップロードしておいて、記事でかれらを話題にする時などに使おうと思います。

120_185_04_20191216.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

『さまよえるプロセルピナ』の執筆

20191207_010564_247_150_90_20191123.jpg

 11月24日のコミティア130で頒布した『さまよえるプロセルピナ』、印刷・製本にして全16ページの漫画です。

『さまよえるプロセルピナ』(Pixiv)

 これも漫画として面白いのか、と言うより、私の仕事探しのための自己PRなのかもしれません。
 BlenderやGIMPの様々な機能を把握して扱う技術、ニュースや情報を調べて自分なりの意見を持つという、社会人に必須の技術。
 そんなものを、いつか作品持ち込みの際に示すための作品制作だったのかもしれません。

 前回の投稿で公開した『宝石は 問いかけて呼ぶ』とともに、開催一週間前に執筆の大部分をあわただしく片付けた作品です。
 こんなふうに最初の準備期間に手間取ってしわ寄せしてしまうことが無いように気をつけるしかありません。

 題材を探すことも重要ですが、キャラクターを活かす方法を考えることも、まだまだ努力が足りないと自覚しています。


20191207_11_97_250_90_20191119.jpg

 いもむしラゼンパや、ラリィ・アービル車掌は、比較的個性を発揮しやすいタイプになりましたけれど、かと言ってかれらの出番ばかり作っていれば、作品がいつも同じマンネリになってしまう。


color_150_226_80_20191023.jpg

 空の語り部リンナミーシャは、私の子供時代のあいまいな空想の産物だから、今はまだ使いにくさがあっても、何とか活かし方を見つけたくて苦心しています。
 からかわれるのは腹立たしいけれども、努力してゆくしかないのでしょう。
 軌道の微調整や改善を重ねるのであって、完全な進路変更ではなく、ふりだしに戻るのでもないはずです。

 時間を無駄にしないために、頒布直後の今だからこそ、意志を強く持って次回作の準備を始めなければならないのでしょう。
 自分が進みたい道へ進むためには。
nice!(0)  コメント(0)