新刊『宝石は 問いかけて呼ぶ』公開します

　11月24日に開催されたコミティア130には、2作の新刊を持参・販売しました。
　どちらも大したものではありませんが、これも現時点での努力の成果であり、この先の作品制作のための鍛錬です。

　新刊2作のひとつ『宝石は 問いかけて呼ぶ』を、ネット上で公開しようと思います。
『宝石は 問いかけて呼ぶ』(Pixiv)

　もうひとつの新刊『さまよえるプロセルピナ』は近日中に公開します。
　印刷・製本後にミスを見つけたので、そこだけ直してから公開するつもりです。

　『宝石は 問いかけて呼ぶ』は手直しせずに公開しますが、ミスが無かったというよりは、そこまでする意味が無い作品だからです。
　11月16日のデザインフェスタvol.50出展の時点では、どの新刊も未完成でした。
　せめて一週間後のコミティアには新作を完成させたいと思って、16日の夜、デザインフェスタ会場から帰ってから作業を再開しました。
　ドードー・ジェットが登場する話を作ると、少し前の記事では書きました。
　内容を考えていましたが、ページ数が多くて内容がもの足りないので、今回は制作しないことにしました。



　それで残りの案の中で、時間的に作れそうなものを選んで、今回の2作品に仕上げました。
　作業しながら疲れのせいで眠り込むことも何度かあって、時間を無駄にしてしまうことがありました。
　今回、開催前に出展予告の記事を投稿しなかったのも、作品本編を書く時間を少しでも確保するためでした。
　出展前夜も残りのページを書いていました。印刷・製本を終えたのは、24日当日の朝でした。

　でも、これでよかったのだと考えています。
　こうした経験の積み重ねで、作品を作ってゆくために何が必要なのかが分かっていくんです。
　今度こそドードー・ジェットの出番があって、自信をもって公開できるシナリオを考えます。
　どんな物事も効率よく片付けるように努力して、余裕をもって作品制作できるスケジュールを作ります。
　作品の持ち込みをして、仕事を請け負う立場にたどり着くまで努力します。